ラポールって具体的に何すればいいの
こんにちは、女性向け風俗「ブティック」所属のバビーヌです。
店での売り物ではないものの近縁分野である、恋愛やモテについて、宣伝を兼ねて書いています。
今回は𝕏の裏垢や性感開発界隈で度々話題になるラポールについて。
ラポールって何?
グーグル検索の1番上から適当に持ってきました。
エロの文脈では、恋愛の信頼関係と区別して「エロスイッチを入れられる」みたいな意味でこのワードを使うことが多いようです。
までも私はこの気取った感じの謎概念でドヤられるのも鼻につくので、あんまり区別せず単に「信頼」と考えています。
ふわっとした目に見えない概念なので、明確にラポール作れた!とか言えるものではありません。ゆえに説明が難しく、多くの開発者(開発者!?)が説明を試みるものの、具体的にどうすれば?みたいな状態です。
私の体験談1
私はお酒が飲めず雑談力も低め、とくに4人以上の場で盛り上がるトークに難アリ。つまり飲み会という王道なザ・出会いの場との相性がとにかく悪い青春を送ってきました。
そんな飲み会の主役になれないモブキャラでも上手く行きがちだったのが「さっさと2人で抜け出す」という戦略。
酔いに任せるでもなくフラッと飲み会を抜け出せる関係を作る必要があり、なんかこのラポール概念に通じる事ができたように思います。
その辺の経験を踏まえて、練習は必要ですが再現性のあるやり方を紹介します。
こんな人におすすめの記事です
飲み会のためのコミュ力と、もう少し親密な距離でのコミュ力、ちょっと違うじゃん。後者だけに極端に頼ってきたから書ける、陰のモノのコミュ力講座です。
出会えてない裏垢男子は人生変わるので必ず買いましょう
パートナーともう一歩打ち解けたい
大手発信者の言うラポールが分からない、知りたい
ちょっと追記、「相手を脅かさない」というラポール
ラポール形成、そもそも「やろう」と思ってる時点でかなり課題があるかもしれない。本来、親密な人と自然に起きている現象を事後的に名付けた/定義づけたものと思われます。
口悪くいうなら、「ラポールが大事です」と近づいてくる裏垢男子とかには強めの警戒を抱くくらい。この記事で裏ワザを習得して人間関係を思い通りにハックしよう、みたいな事は考えないでくださいね。
ここで目指してるのは性感が通るとか、催眠が通るとかの結構高いレベルの信頼の話です。その前のレイヤー、つまり「コワくない、キモくない」のことを忘れないでください。
清潔、避妊、自分が興奮していても相手を思って立ち止まれるとか、強すぎる想いを一方的にぶつけてませんかとか、そういうエロ以前の安全の話。あなたと部屋で2人になって大丈夫?
義務教育でやっといてくれという感じですが、知識だけじゃなく本当に大丈夫?という意味で。そこの安心、言い換えれば適切な距離感を担保し、無理に近付かないのもまたラポール。
ただこの記事ではお近づきになる方向の訓練がメインなので、「相手を脅かさない」の方は各自クリアしておいてほしい。そこを無視して人間関係を進める技が出てくるわけではない。各々が天に恥じない振る舞いをしておくれ。
また反対に、相手の目を見てじっくり話せばいいんじゃあ!という感覚派の既にモテてる人も読まなくて良いです。
最低限はクリアしていて、しかしそういうのが苦手な人向けのトレーニング記事です。
あと一歩打ち解けるための技術、といってもいいかもしれない。それではスタート。
現在地を知るのは難しい
仮に、好意を10ポイント貯めれば「好き」状態になるとします。好きの代わりに「エロいことできる」とか「エロでめちゃめちゃ感じられる」とかに置き換えても構いません。
つまり今より一歩親密な、ラポールが形成された状態です。
すると多くの人が、現在の保持ポイントばかり気にします。既に両想いかどうか、告白すればいけるのか。エロい事できんのか。
10ポイントというボーダーラインと比較して上っぽいとか下っぽいとかで一喜一憂するのです。
お年頃ちゃんな皆様の悩みはだいたいみんなそんな感じなのですが、はっきり言って悩むだけムダです。
自分は何ポイント持っているのか。
ライバルたちは何ポイント持っているのか。
そんなことは誰にもわからないからです。
モテる奴にもわからない
マンガとかのモテない人あるあるで、話しかけてくれる異性をすぐ好きになってしまうというのがあります。
たまたまお喋りな性格なのか、自分が既に10ポイント持っているのか、社交辞令なのか、判断がつかないんですね。
判断がつかないけど初めて笑顔で話しかけてくれた相手ですから、自分の側としては即10ポイント超えちゃうわけです。そして相手にも高ポイントを期待してしまう。
この「話しかけてくれるから好きなはず」が勘違いだというのは誰でもわかるでしょう。
相手の気持ちなんて考えるな
判断できないからといって、だからこいつはモテないんだ/だからダメだという意味ではありません。
現在のポイントなんてどんなにモテてる美男美女だってわからんよ、という話です。俺たちはエスパーではないので。
気持ちを読むとかじゃなく、そもそももっと分かりやすい別の指標を持てという話なんだ。
STEP1 累計ではなく増減を見る
そこで、累計を見るのではなく、1ポイント稼いだ瞬間を見逃さないようにしてください。
累計が9ポイントなのか10ポイント超えたのか、まだまだ3ポイントあたりなのか。これを見定めるのはムリ。その難しさに対して、今1増えたね、の差分に気づくのは驚くほど簡単です。
もともと壁を作ってた相手がある会話を境に話しかけやすくなったとか、
笑顔が増えたとか、
𝕏のいいねやリプライが増えたとか、
態度の変化として目に見えるものだからです。変化は見えやすい。
合格ラインを超えてたかどうかはさておき、1ポイント増えた、だけなら分かるんです。
もっとも分かりやすいのが、マイナスやゼロがプラスになった時です。
既にそこそこ親密な状態で、これはいけるのか、まだいけないのか?の判断はめっちゃムズい。
でもざっくり好かれてる/嫌われてるの判断はまぁできるじゃん。
嫌われるまで行かなくても明確に無関心とか。
そういうのがちょっと好印象側に移った時。これは相当不慣れでも読み取れるんですよ。
アリかナシかのボーダーを気にしても仕方ない。現在の保持ポイントではなく、リアルタイムな増減で見ましょう。これがSTEP1。
STEP2 増えた瞬間に畳みかける
そしてモテるやつが上手いのはここからです。
1ポイント増えたのを察知したら、その瞬間に畳み掛けるんです。
「あっ今の感じちょっと良いじゃん(1ポイント増えたね!)」
これを言葉や態度で即座に放り込める。この時の
「私もそう思った/打ち解けた/見解一致した/理解された」
感、嬉しさや分かり合えた感はめちゃめちゃ強力ですよ。
ただの1ポイントだった出来事が、これだけで5ポイントにも10ポイントにも倍増する、強力なフィーバータイムをつくれるんです。
短い猶予時間にコンボを繋げば得点が伸びるみたいな。
ここは難しいところなのですが、1ポイント稼ぐ行為を地道にコツコツ10回続けてれば10ポイント貯められるというわけではありません。
気まぐれに増えたり減ったりする。人間相手だからそういうものです。
しかし反対に、効果的なコンボなら1、2回のやりとりでサクッと打ち解けられちゃったり。
それもあって10ポイントのボーダーを意識する意味はあんまりないよねと言っています。これがSTEP2。
やるべきことはとりあえずSTEP2で終わりです。これが出来れば苦労はない。ムズいので、STEP3からは具体的な訓練方法をお伝えします。
STEP3 モテる奴の真似をする
服装を真似する、髪型を真似する、態度を真似する、喋り方を真似する。いろいろあるんですが、取り入れやすいところから……ではありません。
全部真似しろ!
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