試行錯誤とノウハウ

翻訳に関するノウハウ本みたいなものをアマゾンで購入して少し読んでみた。
読んでいると、なるほどと納得する部分が多く見つかった。
けれどこういう本はむしろまず自力で翻訳してみて、出てきた問題点を解決するために読んだ方がよいのではないかと思った。
要は、まず自力で翻訳してみてその訂正をこの本とともにするほうがいいのでは、ということだ。
実際、完成された方法を真似ることはそんなに難しくない。
とりあえずそれなりの方法論や技術が文章化されているのだから。
でもそれはある程度自分で試行錯誤したあとに読むとより一層納得できるはずだろう。
数学の問題だって問題を読んでいきなり解答を読めばつい理解した気になってしまう。
でも普通はやはり自力で試行錯誤してから、自分の解答と模範解答を比べることで適切な考え方が身につくのだろう。