不安の正体

漠然としていた不安の正体が少しわかった気がする。
おそらくいろいろなものに対する「恐怖」があるのだと思う。
職場で鳴る電話への恐怖もあるし、職場自体への恐怖もある。
あとは、職場の同僚に対する恐怖ももしかしたらあるかもしれない。
もっと範囲を広げると、社会に出ることに対する恐怖もあるだろう。

でも不安の正体がもし恐怖なのだとしたら、それがわかったことは決して悪いことではなくて、むしろそれがわかったことで一歩前に進めそうな気がする。
というのは、その恐怖を克服するには、たぶん少しずつ「慣れ」ていくように「練習」あるいは「訓練」すればいいと思うからだ。
たとえば、職場の電話にしても、怖いからどうしようもない、ではなくて、怖いけど電話を取るうちに段々慣れてくるはず、と考えるのだ。

あとは、なぜ怖いかというと、おそらく「失敗」するのが怖いのだ。
でも人間は必ず失敗する生き物だ。
だから、失敗を恐れて何もしないと怖いままだ。
そうではなくて、失敗してもしょうがない、練習して慣れていくしかない、と開きなおるのがよいと思う。

こんなことを、今日仕事しているときに思ったのだった。

#エッセイ