「ブラックパンサー」黒人初のマーベルヒーローとは

2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。主人公ブラックパンサー=ティ・チャラ役はチャドウィック・ボーズマン。監督を「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。

エンディングのアニメーションが本当にかっこよかったですね。
アレだけでも1,800円は払えますが、auスマートバリューの「auMonday」で1,100円で見たのが申し訳ないぐらい最高な映画でした。
「クリード チャンプを継ぐ男」をちゃんと見てから行くべきだったなぁと後悔はしてます(笑)

最初のオークランドから始まりますがそこでの事件が後々にこう繋がるところはある程度は予測はできていましたが当時のアメリカでの背景と黒人差別から生まれた警官への対抗組織の現れがのちの彼のメタファーなのかなと思いました。

そこから主人公の王位継承の儀式は「最初」の拳に力が入る所(計3回くらい拳に力が入りますが最初からフルスロットルです)
そして韓国での事件、ワカンダでの戦いに繋がります。

夕日も最高にきれいでしたね。。。


先日の「デトロイト」でもそうでしたが根強くアメリカの人種差別が題材にされる映画が多いのはそれほど国際的な問題だからだということを痛感させられます。
キルモンガーの正義、大切な人間を殺され理不尽な扱いを受け同胞をも殺した先に狙う正義は考えさせられます。

それにしてもかっこよかったなぁ・・・エリック・・・
この髪型…マネしたいけどにあわないだろうなぁ・・・・
美術館で物を見てるところも服装も合わせてカッコいい違和感が良かった。

音楽に関しても最高でしたね。
アフリカ的な楽器を使う音楽やヒップホップなど常に流れる音楽自体も最高にかっこよかったです。

今週の宇多丸評も楽しみですね
マイノリティとか社会的背景とか考えずに見ても非常に面白い作品でした。


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