ネットビジネス界の馬女☆ブチコです。

先日、とあるネットワークのリーダー格の人（Kさん）にお目にかかって、ハイプ（HYIP）という高配当の投資についての考え方をお聞きする機会があったの。

で、「なるほど、こんな考えもあったのか」とすごく考えさせられたんでシェアするわね。

ハイプ（HYIP）とは「High Yield Investment Program」の頭文字をとった略称で「高利回り案件」のことよね。

「1日の利息が1%～数%付く」「月利40％」なんて広告されているけど、実際のところは、儲けることができるのかしら？

ネットワークのリーダー格の人（Kさん）の話、聞かせて～！

■MLMのカリスマが語るハイプ（HYIP）投資の考え方

Kさんは、MLM（ネットワークビジネス）歴20年のカリスマ的存在。

現在は、健康食品系のネットワークビジネスで数万人のグループを構築され、大成功されている人。

Kさんは、過去に4社のネットワークビジネスに携わっていたようで、a社、b社、c社、d社、とやっている中で、途中で、ある時、消耗品のビジネスが苦痛になった時期があったそうなの。

それで、物が無い会社に携わり、そこでも数千人以上の組織を構築されたとか。

ネットワークビジネスのリーダーって、どこに行っても組織を構築出来てしまうようなすごい人って居るじゃない？

うんうん、居るわね。
Kさんは、まさにそんな実力者なのね！

ただね、物（モノ・商品）が無い会社というのは、お金だけのネットワークで、いわゆる「ネズミ講」だったりするのよw

MLMとネズミ講がひとくくりにされないように、違いを書いておくわね。

✅MLM（ネットワークビジネス）
・合法で商品が存在する
・収入の範囲は有限なので、後から始めた方でも先に始めた方より収入を得ることは可能

✅ネズミ講
・違法で商品が存在しない
・収入の範囲は無限なので、先に始めた方が儲かる仕組みになってる

■ネズミ講でよく見かけるのがハイプ（HYIP）案件

ネズミ講でよく見かけるのは、ハイプ（HYIP）という高配当の投資案件。

ハイプのようなお金だけの案件は、現在は、商品があるネットワークより多いかもしれないわ。

うん、確かにハイプ案件って、数え切れないくらいあるかも。
しかも【マネーゲーム】と言っても過言では無いようなものばかり。

ギャンブル的要素も強いのに、意外にも「ビジネスである」と錯覚をされている人も多いのよぉ～

ドキッ！ワタシも2017年頃は錯覚しちゃっていて・・・

D9クラブというハイプ案件に登録寸前でブチコから注意喚起されて、思いとどまったのよね。

D9クラブは詐欺師がおすすめしていた典型的なネズミ講だったからね！

しかも、ポンジスキーム（自転車操業的な手口）なんで、新しく入った人の投資資金をそのまま配当として先行者に渡しているだけだし。

「D9が着金されないのは、カルロスが持ち逃げしたから？」

これってD9クラブ首謀者の内部告発とも言えるわね。

D9クラブは1日2％（年率にすると730%）の高配当を謳うHYIPで「大学生の被害者も多かった」とWBSで放送されていたわ。

「あおい法律事務所」が中心になり、HYIP被害弁護団が結成がされたの。

ハイプ（HYIP）は「1日の利息が1%～数%付く」っていう触れ込みの案件がいくつもあるけれど、鵜呑みにしちゃダメよ。

そうね、鵜呑みにしないし、関わらないようにするわ。

HYIP被害の弁護団が結成されると、HYIP案件紹介者にも損害賠償責任が生じる可能性もあるだろうから。

■ハイプ業界は「被害者を出す可能性が高い」

MLM（ネットワークビジネス）のカリスマ、Kさんの話に戻ります。

ブチコは、Kさんに「ハイプ関連のお誘いも受けるでしょう？」と訊いてみたら・・・当然、お誘いも受けているようで。

Kさんみたいなリーダー格の人がダウンに付いてくれたら、めっちゃ稼げるだろうから、お誘いも多いでしょうね。

「やらないんですか？」って聞いたら、「二度とやりません」と即答だったわ！

念のため、「どうしてやらないのか？」聞いてみると・・・

2015年頃にKさんが物（モノ・商品）が無い会社に携わっていた時も、Kさんは相当な収入を得たそうなの。

ただ、単なるお金儲けだったら・・・それでも構わないけれど、ハイプって業界は「被害者を出す可能性が高い」と力説されていたわ。

確かに、1日の利息が「1%～数%付く」って、本来は有り得ないんですが、有り得ているように見せているだけだものね。

Kさんが物が無い会社に携わっていた当時は、ハイプの会社は、今に比べれば少なかったそうなの。

健康食品系のネットワークビジネスでも、物が無い会社に携わっていた時も
お金の収益的には変わらないほど稼いでいたそうですが、「喜び方が全然違う」と、発言されていたのが印象的だった。

お金だけのネットワークは【マネーゲーム】とも言えるから、お金が入ってくるだけの喜びなんですって～

Kさんが現在、健康食品系のネットワークビジネスにこだわっているのは、人と繋がって、仲間が出来たり、感謝されたりする喜びがあるから！

健康食品を取り入れる事によって「体験を持たれている方が居る」という事実がある。

だいたい健康食品というのは、やはり良い商品もあって、その中で「多くの方が少しでも健康になって欲しい」という思いがあり、それを連鎖していくのが喜びなんだとか。

ハイプ業界は「ただの金儲けの道具」って言いきっていたわ。

昨今は、仮想通貨が何かと話題になっていますが、仮想通貨投資は全てとは言いませんが、ハイプと似たようなところもいっぱいあると教えてくれた。

ブチコが38万円という身銭を切って検証した「仮想通貨バンク」には、紹介制度が無いのでネズミ講とは違うんだけど、今思うと、月利30％と謳われていたんで、ハイプ投資のようなモンだったわ。

「仮想通貨バンク」も酷かったわよね！
ブチコが後半に詳細を書いておいてくれたんで、読んであげてね。

ブチコは、ハイプとか高配当を謳った案件には、記事ネタ目的として、検証の為に手を出すことはありますが、良い案件だと思って参加しているわけではないのよ。

なので、くれぐれもブチコが参加しているからって、真似して手を出すことの無いようにしてください～

■ハイプという業界の一番の問題点

以前、知人から「新しい会社があるから、それ聞いてみて」ってメッセージが入ってきたので、内容を見に行ってみたら、1日の利息が7%だった！
(＠_＠;) 

100万円入れたら、1日7万円、10日で70万になるのよ？
意味が分からないっつーの！！

こういうところにお金を入れちゃってる人、けっこう多いんじゃ？

ハイプという業界の一番の問題点は、ネズミ講のような仕組みも多いから、先にやった人はだいたい儲かるの。

ただね、儲かってる人のお金は、被害者から集めたお金なのよ！！

■1日に1%の利息を付ける為にはハイプ会社の利益はどのくらい？

1日に1%利息が付くって事は、月に30%になるわね。

100万円入れたら、月に30%利息が付くワケなんで、3ヶ月経ったら90万、約3ヵ月半で元がとれちゃう・・・（計算上、先にやった人の場合）

と言う事は、
1日に1%の利息を付ける為には、ハイプを行っている会社は、1日に10%くらいの利益がないと配分にまわせられないのね。

でも、組織の皆がお金を入れるから、自転車操業することになって、一部、儲かってる人も居るのよ。

■「ハイプで儲けて何が悪いの？」と開き直る青年

ある会社のハイプをやっていた23歳の青年の話を書いておくわね。

現実的に「毎月、何百万単位でなくて、何千万単位で儲けている」と発言していたわ。

でもね、ブチコ個人的には、それって儲けてるんじゃなくて「儲かっているという錯覚でしょ？」って思うワケよ。

青年に入ってきているお金は、被害者からのお金という事ね。

そうなの、だけど、その青年の感覚的には「勝てば官軍」という感じでやっているようで。

「HYIPで儲けて何が悪いの？」と開き直ってたー！！

ハイプ関連の案件は、 儲かる事もゼロじゃないんですが、 多くの被害者をつくるから！

この点は、絶対に無視出来ないところ。

あとね、「儲かって当たり前」「儲かるからやって下さい」なんて甘い言葉で勧誘されたとしても・・・

じゃあ、「損した時にどうするの？」って話。

だって、損する人のほうが多くないと成り立たない仕組みなのよ？

関わる人や会社がどういうものを提供しているのか、ココを調べずに参加してしまい、搾取されてしまう被害者の多いこと。

今までの過去の歴史は、検索すれば出てくることもあるので、事前によく調べておくに越したことはないからね。

ビジネスとギャンブルは大きな違いがあるから、ギャンブル的な要素が強い ハイプと言うのは、 いずれ破綻することになるでしょう。

■有名人の名前と画像を勝手に使っていたハイプ案件

過去には、ロンブーの田村淳さんは、投資案件の広告として勝手に名前と画像が使われてしまったようで、ニュースで取り上げられていたわね。

広告の内容は、日利3%という数字をアピールする内容になっていて、この投資案件とは「Right Rise（ライトライズ）」というハイプだったの。

田村淳さんの名前と画像を勝手に使用した犯人は、海外のサーバーを使用していて、用意周到に最初から逃げ道を用意しておいたもよう。
∑(ﾟДﾟ；)

Right Rise（ライトライズ）はイギリス政府公認をうたった、日利1%稼げるという投資詐欺だったわね。

案の定、突如出金が出来なくなって、破綻してしまったわ。

先ほども少しふれたけれど、「仮想通貨バンク」でも有名人の名前と画像が勝手に使われていたわ。

※日本皇室や米国トランプ大統領は一切関与していませーん！！

仮想通貨バンクと言えば、投資のプロ（イヴォ・ヴィニストファー氏・マーク・カチア氏）がお金を預かって運用するので、月に20％～30％は資産が増えるって広告されていたんだけど・・・

ところがどっこい！！

ブチコは2口参加してみたけれど、資産は増えるどころか減る一方だった。

2021年5月の運用結果

●コンサバティブプラン
2018/01/10：$1,481.39USD　開始日資産
2021/05/16：$321.39 USD

●アグレッシブプラン
2018/01/10：$1,481.39USD　開始日資産
2021/05/16：$298.51 USD

開始日資産と比較してみて～めっちゃ減ってるでしょ💦

ビットコインの価格が上がっても仮想通貨バンクには反映されず、お粗末な結果だわよｗ

あとね、ブチコの独自調査によると、イヴォ・ヴィニストファー氏は仮想通貨バンクとの関与を否定していて、使われている自分の画像を泉に消すように伝えると言ってた・・・。

騙したわね！もぉ～絶対に許さないんだからっ！！
 o(｀ω´*)o

有名人の名前と画像を勝手に使って、いかにも関与しているように広告するなんて、まさしく詐欺師のやりそうなことよね。。

■MLM（ネットワークビジネス）の見解

一概的に「MLM=悪」みたいに決めつける人も居るけれど、アタシはそうは思わないわ。

MLM（合法）とネズミ講（違法）の区別がついていない人も案外居るからね。

ハイプ案件には、MLMの仕組みを採用しているところもあると言われていますが、実際は、違法なネズミ講だったりするから注意して下さい。

下記のブログ記事で注意喚起しているので、参考にしてみて～！

■まとめ

今回は「ハイプHYIP（高配当投資）は、いずれ破綻するわよ！」というテーマで書いてみたけれど、参考になったかしら？

ハイプは、自転車操業的な手口なんで、新しく入った人の投資資金をそのまま配当として先行者に渡しているに過ぎないわ。
（このようなやり方を「ポンジスキーム」とも言います）

MLMの仕組みを謳ったネズミ講だったりするんでご注意ください～

なので、一部の先行者に限っては、最初は儲かるかもしれない。
でもね、多くの人は儲からないし、搾取されてしまうのよ。

もし、アナタが先行者で一時的に儲かったとしても、それは、被害者のお金だってことを覚えておいて！

ハイプは、運営側のマネーゲームなの、早かれ遅かれ、いずれは破綻してしまうんだから！

運営側が1番儲けられるタイミングで、資金を持ってトンズラするのがお決まりのパターン・・・なので、関わらないに越したことは無いのよ。

お金を儲けたいという望みを叶えるとしたら、自分も他人も幸せになるような真っ当なビジネスで叶えられるといいわね。

読んでくれてありがとう💖
ヽ(=´▽`=)ノ