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イップス!

皆さまこんばんは!

先週の週末は、来年の計画の準備と
セミナーを受けるため

陸の孤島から

修羅の国(福岡県)に行きまスタ。

修羅の国なのでセミナーも
さぞかし修羅みあるセミナーかとおもったら

こんなファ○コを倒せそうな修羅ではなく

こんな感じの修羅がイパーイおっp
特に、私の前はおねいさんでしたので
仰向けのワークの時に、おねいさんの
頭に私の足裏が近くて
「近うぃーーーーー」な状態でしたw

と、まあ
写真だけにしておいて
セミナーの内容に関しては次回で。

さ、ふざけた前置きはさておきw
(ザ・松○は私の中では隠れた名作)

さて、前回も「トラウマ」についてちょろっと触れて(気がする)ますが

スポーツ場面の心理的外傷といえば
「イップス」ですよねー

「イップス」は私の聖書(バイブルともいう)MAJORでも主人公が患っておりました。

現実世界に於いても
プロやアマチュアを問わず
どのチームにも1人は居るものですが
実際の所、具体的な方策が無いのが現状。
あの、阪神の有名な選手の

藤浪選手なんかそうですね。
(写真はただのオヤジギャグです)
(向学の為に、マッチョドラゴンを聴く事をお勧めいたします)

しかも、「イップスは手首の筋リリースして天井に向かって投げる練習をすればいいんですよ」

という「構造」で変えようという
「リハビリの専門家特有の視座」で
答える方も見かけます。

しかし、チ●カストレーナーの私は

「明らかに、特定の場面で心理的なトラウマが関わっているのにその人の心理的な部分や学習について考えず、ただの物や機械と同じように考えるんだろう?」と疑問に思っていました。

様々な視座があって
正解は無いし、正解の形はそれぞれあります。

今回の「イップス」については、「考え方の1つ」として参考にしていただければと思います。

さて

と、まあ楽して
ウィキ先生の画像を乗っけましたが

野球だけでなくゴルフや
楽器の演奏まで
「意図しない身体の動き」が出てしまう
ある意味「難病」とも言える症状です。

さて、人間が何か動作を学んだり
動作をアウトプットする時に

「認知心理学」において

以下の図のような
「動きを記憶」する際の
「心の働き」があります。

「イップス」は長期記憶のうち
「身体で覚える、言葉にはできない」
「手続き記憶」に分類されるかと思います。

人間が何かを学んだり、行動に移そうとする時
心の中では
この図の様に複雑な過程を経て

「意味を受け取る」事
「意味を受け取り行動に移す」事

また、「身体で覚えた」言葉では
説明できない
感覚の部分もこのモデルの中で説明できます。

「記憶」をするという点で人間は
機械と違い、トラウマによって引き起こされる「情動」により
「ボールを投げる」行為が変化し
「無意識に身体を硬直」
させてしまうのです。

また、精神分析を中心とする

臨床心理学の観点に基づくと
「無意識」とは「トラウマを心の奥底にしまい込んでしまう」事です。

イップスも心理的なトラウマであり
「無意識」であるもの。

「トラウマ」によって
「投げる事が抑圧」されているとすれば

「なげられない」事による
「悪循環」が起こり得ます。

つまり、「ストレス因」である
「なげられない」事を解消する事が先決かと。

また、このトラウマが
「どこから来たものなのか」
「どのような経験をすれば乗り越えられるのか」

「対処可能な方法はあるか」

という観点から見ることが
大事かなーっと思っとります。

こんな、仮説を立てたのも

福岡のセミナーの際に
臨床心理士である平澤先生に質問した時に

「まずは、その人がやりたかった事をやらせる」というアドバイスをいただき

「ゆっくりとフォームの再生してみる」
「わざと暴投してみる」
「投げる方法を変える」

この3つのポイントを紹介していただきました。

「ゆっくりとフォームを再生する」というのは自分の中の無意識を引き出す為に「ゆっくりと動く」ことで、
自分の身体の感覚を意識的に引き出す方法。

「気づき」を得る事が目的。

「わざと暴投する」というのは
「やりたかった事」を遂行する為。

最後の「投げる方法を変える」は
具体的に言うと

投げる角度を変えたり
リズムを変えたり等、

今までとは全く別の方法で
新しい「自分の形」を作ること。

臨床心理学では「カウンセリング」によって「新しい人格」をつくり
「病んでいた自分」から脱する試みが
ありますがあるいみこれに似ているかな。

ちなみに、オーガナイザーの方が
高校時代にファーストを守っており
上投げから少しサイド気味にしたら
普通に投げれたという経験があったようです。

また、最近引退した
巨人の内野手も(名前忘れた)
イップスだった事を告白しており
やはりリズムを変えて「新しい」投げ方を身につけていたようです。

と、まあ
「結論」を出すのが難しく
今回の記事も「予測」に近いものですが
参考にしていただければ幸いです










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