見出し画像

私は今年も、誰かに嫉妬しながら生きていく。

劣等感やネガティブな体験を源泉としたエネルギーは強い。

膨大な量のエネルギーを生み出すことに比べたら、その向きを変えることなんて容易い。

これは、私の持論だ。


私は、劣等感の塊で、すぐ人に嫉妬をする。

■嫉妬(しっと)
他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこと。

そして、その相手が身近な人だとすれば、その人は、これまで何をやってきた人で(過去)、何をやっている人で(現在)、これからどうなりたい人で(未来)、何が得意で、何が苦手で…という情報を把握し、自分がその人の役に立てることはないか?と徹底的に考える。

これは、自分はその人のようにはなれない…と諦めた上で、その人にとって価値のある人間になることで接点を作り、その人の思考の一端を吸収できないかと淡い期待があるからだ。

他己紹介が得意だったり、後発のメンター役になりがちだったりするのも、辿ってみれば嫉妬が発端で、それで相手のことを頭が焼き切れそうになるくらい考えるからかもしれない。


こんな生き方をしているのは悔しさもある。

もっと自分が強い人間なら…と日々思う。

ただ、大事なのは勝つことだ。

今の私にとっての勝ちは、自分と家族が笑顔で暮らすこと。

勝ち方をとやかく考える権利があるのは、勝った人間だけだ。


去年は、沢山の人に嫉妬した、悔しい思いをした。

そのお陰で、たくさんのことを経験できた。

私は人に恵まれていて、運がいい。


私は今年も、誰かに嫉妬しながら生きていく。


※1/2 14:00 追記
「嫉妬」をポジティブなものとして捉えれているクリエイターさんとかいるんだろうか?とか思ってググってたら、NEWPEACEの高木新平さんがこんなことを書いていた。これからいろんな人に聞いてみたい質問。

僕は面接するときに必ず聞く質問がある。それは「あなたが嫉妬する仕事は何ですか?」というものだ。他の人や会社が手がけた仕事を見て、「うわぁ悔しい。なんで俺じゃなかったんだ。俺がやるべきだったのに!死にたい…」と唸ってしまう仕事のことだ。

なぜかと言えば、やりたい仕事は何かと言語化しようとしても、いろいろなキーワードが出てくるばかりで輪郭ははっきりしない。むしろ具体的に嫉妬する仕事を挙げたほうが、どういう仕事を目指しているのかが浮かび上がりやすいからだ。

※「嫉妬する仕事。|高木新平|note(ノート)」より


============

最後まで読んでいただいて皆様ありがとうございます。

このnoteは、私の2018年の所信表明noteの片割れでして、もう片方はコチラ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?