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PRと広報の違い。熊本には、もっとPRの力が必要だ。

以前はPRが本職だったのですが、今もPRの仕事には思い入れがあって、PRの仕事をしている人達を尊敬しています。
(CAMPFIREのPRチーム、かっこいい。)

「PR」とは、Public Relations(パブリックリレーションズ)の略で、企業や団体が社会(Public)との良い関係(Relation)を構築するための活動のこと。「良い関係」は、例えば、ファンとして応援してくれる関係のことだったり、当事者のような共犯関係のことだったり。企業や団体によって変わってくるかなと。

ちなみに、Public RelationsをGoogleで翻訳すると「広報」という言葉が出てきたりして同じ意味で使われがちですが、こちらは「広く報せる」と書くので、PRの「関係を構築する」とは意味が違うと思っています。2つの関係性で言うと、PRという業務の一部に広報が存在するという感じ。

そんな細かい話したって...と思うかもしれないけれど、これからやろうとしていることがどちらなのか、外部に依頼するとしてどちらの経験がある人なのかによって、やることがそもそも違ったりするので、結構大事な話だと思います。


PRの仕事内容については、広報の領域でもある直接的やメディアを介してする情報発信に加え、「良い関係を構築する」ためにイベント企画やコミュニティー作りもやります。

また、PRの延長には、ブランドイメージの構築とかもあるので、速攻性があり瞬間的な爆発力はあるが効力が一過性で終わる可能性が高いものだけでなく、効果を発揮するまでは時間がかかるが一定ラインを越えると持続的に様々な効果を発揮するものなどを両輪で回すことも必要だと思っています。

ただ、なんでもPR出来るわけでもなく、PRが力を発揮するためには、そもそもの商品やサービスに魅力がないといけないわけで、PRの相談を受ける中で、商品やサービスの企画段階から関わりたかった...という話や、まだ後戻りできそうならそこまで戻って話し直すことも結構あったりします。

そんなとき、適当に話したって仕方ないので、使えるのが「マーケティング」の考え方。

マーケティングとは、市場調査に始まり、企画、制作、輸送、宣伝、販売といった顧客に商品なりサービスなりを届けるための仕組みや戦略のことなんですが、例えば、お客様にとってのどんな価値があるのか、競合より優れているとこはなんなのか、どんな人に届けたいのか、などなど考えるのもマーケティングの人の役目。

で、7/29(土)に未来会議室で国内の第一線を走ってる実践者の人達を読んでのマーケティングセミナーがあります。

日時:7月29日(土)13時〜
場所:未来会議室
詳細はコチラ

マーケティングにしたって、PRにしたって、深くて広い話しなので、今回のセミナーやワークショップに参加したら自分でなんでもできます!というわけではないと思います。でも、まずはどう考えたらいいのか、どこから手をつけたらいいのか、本当に国内の第一線で活躍されてる方ばかりなので、実体験を聞きつつ疑問に思ってるとこを質問してみたりするには良い機会ではないかと。

個人的には、この業界、ちゃんとした人も沢山いますが、それ以上に、適当なこと言って高い報酬をとってる人も多い気がするので、外部のプロに依頼するにしたって、何を言ってるか理解できて一緒に企画を詰めれるとか、変な人はフィルタリングできるとかいう人が増えたら良いなー思います!!!

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