2022年の振り返り。2023年の展望。

どうも、ばっきーです。

熊本を拠点に、フルリモート×フリーランスチームの開発会社を運営していています。

私、今33歳なのですが、21-22歳の頃からスタートアップやそれに関わる人達のことが好きで、趣味として熊本でスタートアップに関するイベントや発信を続けてきました。気づけば10年…。

なぜそれをやってきたか?でいうと、地域や日本の課題を解決するとか経済を盛り上げる話をカジュアルにしたかったとか、一人一人に働き方やキャリアについて考えてもらう機会を増やしたかったとかが理由です。

そして、ここ半年くらい、起業家や起業志望の方、VCやスタートアップ支援をされてる方、ビジネスメディアの方、熊本に進出予定の県外企業の方、UIJターンの方などなどいろんな方との出会いが増えています。

熊本とスタートアップのこれまでと今…みたいな話をする機会も増えました。お話するペースは、どんどん上がっています。

で、ビジネス系のメディアって、年末に「今年の振り返りと来年の展望」的な特集が組まれるのですが、それに近いノリで1本書いてみよう!ってのが今回のnoteです。

本業のことは、ほぼ触れません。弊社、今、めちゃ面白い状況ですが、ここに書くと話がブレるので、個人でやってることの話。


●2022年の振り返り。

役者が揃った1年。

2020年からコロナ禍になって、オフラインの出会いはなくなり、コミュニティは分断され…という状態でしたが、2022年の春頃から少しずつ復活し始め、今ではだいぶ人の流れも戻ったんじゃないでしょうか。

県外から進出してきた企業の方、スタートアップやベンチャーで働きつつUIJターンしてきた方、大学生等の若い世代、SNSを通して知ってた人とオフラインで話してみることも増えましたし、人の紹介で新しい人と出会うことも増えました。

県外から進出やUIJターンに関しては、私も福岡から来た身なので仲間意識を感じることがあり、多種多様な仕事をしている方、スキルや経験を持った方と、お喋りできる機会が増えたのは本当に嬉しい限りです。

若い世代でいうと、うちのオフィスもU25世代に開放したことで、起業に興味がある人、学生のコミュニティでリーダー的な役割をしている人との出会う機会も増えました。

何をやるか?は彼ら彼女らがやりたいようにやればいいと思うのですが「自分の人生の主導権を自分で握る」「自分の人生の主導権を取り戻す」ための力は皆が持っていた方が良いと思っているし、そういう力を持っていると感じる人との出会いが増えて楽しいです。

地域の課題解決としたときに、今年は調査分析と企画構想の期間と決めていたので、たくさんの人に話を聞かせてもらいながら、お喋りの中で仮説検証をしてみました。

個人個人の「なにをやりたいのか?」「なぜやりたいのか?」「なぜやれないのか?」「なにを求めているのか?」の把握に努めつつ、頭の中で相関図やマッピングを描いてたのですが、だいぶ解像度あがった感。


課題を感じることも多かった1年。

私は、働き方やキャリアについて改めて考える人を増やし「自分の人生の主導権を自分で握る」「自分の人生の主導権を取り戻す」ことができる人を増やしたいと考え動いています。

で、今、熊本の自治体や金融機関の方は、起業する人やスタートアップを増やそうとしていて、相談をいただく機会があるのですが、話をするなかで感じるのは、母集団が足りない。パイが小さい。

いろいろあるけど、熊本の課題のセンターピンは多分これ。

母集団形成に力を入れて、パイを広げないといけない。小さなパイの奪い合い、ダメ、ゼッタイ。



●2023年の展望。

熊本で、「大学生の有償インターン」が盛り上がる。

すいません、正しくは、盛り上げにいきます。

私は10年くらい熊本でスタートアップや働き方に関するイベントや発信を続けてきました。

10年前に一緒に働き方やキャリアのことを考え、学生時代からインターンをしていた人達が今、みなさんも知ってるようなWebサービスの運営会社でいいポジションにいたり、起業したり、自由な生き方をしていたりします。

言い方を変えると「自分の人生の主導権を自分で握る」が多いなと感じています。

ただ、熊本ではインターン採用がそもそも少なく、インターンがあったとしてもインターン=無償というイメージが強いそうで、有償のインターンの仕組みをつくりたいなーと。

ちなみに、有償インターンつくるのがよくね?と考えた理由は大きく2つ。

1つ目。学生の段階で、実際に企業で働くことで、志望の業界や職種で働き、仕事への向き不向きを理解したり、働くことへの考えを具体化することができ、社会にでた際のミスマッチが少ない。

2つ目。学生の段階で、実際に企業で働くことで、(インターン等をしていなかった人に比べ)仕事の進め方、ビジネスコミュニケーションに関して身につけているものがあり、新卒で社会にでたときの発射角度&スタートダッシュが上がりやすい。

…という感じかなと。

自治体や金融機関が起業やスタートアップを増やしたいとして、まず増やすべきは「成長している企業やスタートアップで働いたことがある人」ですし、スタートアップで働く人が増えないとスタートアップ自体も成長しないわけです。

また、自治体的に若者が県外へ出て行かず県内に残ってほしいとして、いい会社がないから県外へ出て行くわけで、面白い出会いがあれば県内に残るって人も増えてくかもしれないですよね。

これによって母集団形成やパイを大きくすることにもつながれば、いろんな課題が一気に解決するのでは?とも思っています。


しばらくはプロトタイピング。

2022年は調査分析と企画構想と前述しましたが、2023年はプロトタイピング(試作)かなと思っているので、短期的に大きな成果は狙いませんが、着実に前進させることはできるはず。

自治体関連の動きを見ていて、難しそうだなーと感じるのは短期的な成果を出さないといけないことだなと。なので、私は、民間で持続可能な形を模索したい。そこに自治体の方にも乗っかってもらうくらいが良さそう。

私はこんなこと考えても得意不得意が明確にあるタイプで、実現できるイメージすら湧かなかったんですけど、今の熊本なら、こういうプロジェクトを起こせる役者が揃った感あるので、やってみるぞーー!!と思っています。

自信もって推せる&面白いことやってる友人知人も増えたのでね。まずは、そういう人達に声かけながら小さく始めてみます。

いきなり、たくさんの人に届けよう!とかは思っていないけど、間違いなく明確化や顕在化していないニーズはありそうなので、まずはそこへ届けばいい。

いい体験をした人ができたら、そこからドミノ倒しのように続くと思うんですよね。

練りに練って、当てて飛ばすので、よかったら応援してください。笑



●最後に。

そういえば、先日こんなことをツイートしたんですが。

これ、もう1つ理由ありました。私、飽き性なんですよね。どんなに楽しいことでものめり込んで1つのことだけやっちゃうと飽きちゃう。

会社経営って長期戦だなと感じるわけで、気分転換になることをちょいちょい入れて本業に飽きないようにしてる感じです。どちらも本気。

あと、年明け1/10(火)にこんなイベントもやりますが、これも楽しみ。

来年タイミングあれば、ヤマチクの工場見学ツアーとかやりたいんですよね。県外からのお客さんとかちょいちょい連れて行ってたんですが、めちゃ楽しいですよ。(どこかで企画したい。誰か一緒にやりません?山崎さんはOKそうだった。)

…と長くなってしまいましたが、来年も引き続きやっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうござました!!!

2023年もよろしくお願いします。良いお年を〜〜!!!

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