出る杭は打たれる

一般に「出る杭は打たれる」という。

ある東大出身の人が会社に就職して、
あなたはどこの大学なのと聞かれる。
「東大」といった瞬間に顔の表情がかわる。
「へーそうなんだ。すごいねー」

ところがその人のいないところで
「あいつ東大だって、わかるわかる、変だもん」
「絶対、オウム、原理だよ。精神世界が破壊されてるもん」
とか周りの人に言っている。

これをビックカメラでかった盗聴マイクでキャッチした。
こうなるとこの二重人格者めと思う。

立派とか真面目とか目立つとかこういう人たちは
周りの人たちから高い評価を受けてもいいように思いますが、
どうやらそうでもないらしい。


早稲田の商学部出身の森首相、
昔、幹事長時代は早稲田の講演会にいくと大変
人気があった。
しかし、今はいい評価されない。

森首相、蜃気楼のように退陣した。
支持率うなぎ下がり、
森さんがやめたら株価があがるという
うそみたいなほんとの話がある。

国賓の国王を招待するレセプションを休んで若手議員と一緒にすし食ってた。

レセプションのときに休んですし食ってて非難される。
「腰がいたくって、針治療に通う途中でたまたま食事に誘われたから
よっただけだ」と答えた。
森さんが幹事長時代だったら、そんなことは言われなかった。
首相にならなかったらここまでいわれなかった。

一方、小渕さん
クリントン大統領は、不倫とかいろいろさわがれたが
小渕さんは「あの人は不倫なんてできないだろう」
「あの人はロジックがない」「無能」
「人柄が良いだけ」
ところが小渕時代の通した法案の数などをみてみると
歴代の首相の中でかなりいい線いっている。

脳溢血で死んだが、
もしも首相にならなかったら
そこまで追い込まれなかった。
そこまで非難されなかった。

私の言っていた高校では真面目に勉強する人を茶化す風潮があった。
勉強ばかりやっている人はがり勉、了見が狭い。
つまらん人間と思われる。

私はタバコが大変嫌い。
しかし、はじめてタバコをすったのは15歳のとき、
17歳のときには常習していた。
一人でマクドナルドで半額のハンバーガーを食べていると女子高生がこちらを
みている。
そのときタバコぐらいすえない格好がつかない。
友達からも「勉強だけじゃなくってタバコぐらいすえなきゃ」
といわれた。

「私は遊ぶことによって人間の幅を広げたいのだ」という人がある。
真面目にやっているひとをみて、茶々いれをしてくる。

人生に対して、真面目に取り組んでみる。
そうすると茶々をいれてくる。

しかし後悔のない人生を送りたければ真面目に考えないと危ない。


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