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2016チャレンジ富士五湖118km DNF…

【イオマンテキタグチのチャレンジ50シリーズ第1弾】

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km 敗戦。0勝1敗

今年8月に50歳を迎える自分の半世紀を総括するためのチャレンジ50シリーズ第一戦。昨年完走できなかったチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118kmに二度目の挑戦をしてきました。結果、87kmにて残り31kmを残し、自ら申告してのDNF。情けない結果になってしまいました…

今回のチャレンジには、高校同窓の後輩スーパーランナー、サカイユリさんががサポートを買って出てくれ、完走ペースを維持しつつ、伴走してくれるという、なんとも強力なサポート。絶対に完走したい!!と思いながら、自身最長距離とコース全般に渡るアップダウンに不安がいっぱい。

前日から同窓のランナーズクラブの仲間5人で現地入り。忍野に宿を取り、深夜2時過ぎにスタート会場へ移動。雨はないかなと思っていたのですが、微妙な小雨の中、午前4時スタート。

19時に118kmをゴールにたどり着くためには、エイド、信号待ち等を含めた平均、40kmまでを7分00秒/km、その後100kmまで7分30秒/kmで走り、最後のゲキサカ登りを含む残り18kmに2時間50分あれば、なんとかゴールできるかもという作戦。

まだ暗い競技場をスタート。昨年の大会では暗闇にゲストランナーだった寛平ちゃんの「あめま〜」が響き渡り、なんとも妙なスタートだったわけですが、今年は極めて一般的なウルトラマラソンのスタート。序盤、あまり前にいると早いランナーの下りペースに煽られて、実力以上のスピードで下ってしまうので、後方からスタート。位置取りもよし。スタートの後のペースもよし。同窓のランナー仲間たちはボクよりも走力は格段に上なので、最初の下りで貯金すべく前へ。ただ、横にはユリコーチがしっかり伴走してくれていて心強い。

スタートして1時間もするとだいぶ明るくなってくるが、相変わらず時折小雨交じりの曇り空。今年は富士山の姿は見られないかなと思いながら、たんたんとラップを刻む。

10kmをスタートロスも含め1時間06分、20kmを2時間8分、まずは順調。体調も悪くない。コースは35km手前から40kmすぎまで、上りが続く最初の難所。途中、71kmの選手と合流するのだが、ボクが走るペースだと、71km組の後ろの方で走る皆さんと合流することになるため、登りのペースが彼らのペースに引きずられそうになる。ユリコーチから「黄色のゼッケンのペースに惑わされないで下さい!」って言われて、自分にムチw なんとかそれほどペースを落とすことなく、40kmを4時間20分で通過。予定より20分貯金。なんか出来過ぎじゃない?オレ??

富士北麓公園のスタート標高まで一度戻った後、河口湖までコースは5kmほどで200m以上を一気に下る。昨年もそうだったんだけど、やはり、重量級ランナーイオマンテとしては、下りは辛い。前ももにいっきに乳酸がたまり始めたのがわかる。フルの距離を超えた43.5kmのエイドでトイレタイム。ここで5分程度をロス。すっきりして走り始めたところで、同窓の後輩ノリコちゃんが東京から一人で来てくれて、「六華」の登りを持って応援してくれる。ウルトラマラソンに限らず、沿道での知り合いの応援はホントにうれしい。エアサロンパスまで準備してくれていて、悲鳴を上げ始めていた前ももにシューッ。ああ、ひんやりとしてきもっちええ。トマトもいただいて、元気回復や!!

富士山のまったく見えない河口湖畔をたんたんと走り続け、第3関門に45分以上の余裕をもって到達。昨年は関門手前を制限時間ギリギリにもかかわらずちんたらと走っていたところを、沿道で応援に来てくれていたユリコーチに一緒に走ってもらって制限時間10秒前に、ほうほうの体でたどり着いたんだったなあ…と、ちょっと感慨深い。預けていたタオルで汗拭いて、リフレッシュして、西湖へのゲキサカ登りへ。ここでのロスは3分くらいかな。

西湖へのゲキサカは無理せず歩く。まもなく中間60km。100kmのレースだと残り40kmかあ!と思えるのが、まだ中間。油断禁物。40kmすぎから腹の奥でビックベンのおれを外に出せ!解放しろ!!的メッセージを感じていて、ただ、これもタイミングを見誤ると大した成果を得ることなくタイムロスにつながるので、適切なタイミングを計っていたわけですが、彼の強い自己主張を感じ始めたところ、それほど混んでいないトイレを発見。まさにグッドなタイミングでこちらも一発クリア。スッキリ爽快。60kmの通過タイムは6時間51分40秒。平均ラップは6分51秒で、まだ予定よりも19分の貯金がある。ただ、60.5kmのエイドで立ち止まった時にちょっと右の足首に違和感を感じたものの、ストレッチかまして若干の歩きから走りだしてみたところ、まあ、だいじょうぶ。大事には至らず。

ただ、60kmを過ぎて、先の下りの前ももへのダメージがじわじわと効いてくる。西湖から精進湖に至る長い下りがさらにそのダメージに追い打ちをかけるがなんとか、6分40秒から7分程度のペースを維持。この時間帯、曇り空から若干薄日が射し、アツイのが苦手な自分はエイドで頭、腕、太ももに水をかぶりクールダウン。(あとで考えるとこれがいけなかったなあとも思うのですが…)サロマや四万十の時同様、後半は、エイド到着ごとに自分にご褒美でちょっとだけ歩いていいことにして、とにかく、昨年、関門アウトとなった本栖湖県営駐車場へ到達。

昨年、60kmすぎからはほとんど走れず、関門制限時間30分オーバーの午後2時に75km地点、本栖湖県営駐車場にたどり着いたのですが、今年は12時50分に到着。平均ペースは7分04秒。昨年からみたら1時間以上早くここまで辿りつけたわけで、なんとかこのままのペースで100kmまで行きたいもの。そしたら後はなんとか粘れるはずだ。本栖湖では2度めの預かり荷物を取り出せることになっていて、ここで暑ければ長袖のアンダーから半袖に着替える予定だったのですが、さっきまでさしていた薄日もなくなり、急速に周囲がガスってきた事もあって、着替えなしでタオルで汗だけを拭いて、昨年、走ることのできなかった本栖湖畔のコースへ。

ユリコーチが「このまま100kmまでキロナナで粘れば行けますよ!!」って激を飛ばしてくれ、本栖湖前半の登りに挑む!!ただ、ここから、気持ちとはウラハラになかなか足が出ない。自分では同じペースで走っているつもりでも、どんどんユリコーチにはなされてしまう… 6分40秒。7分。7分30秒… やばい、かなり限界だ。

79kmのエイドに達したとき、7分30秒から8分のペースならなんとかなるかもしれないが、とてもじゃないが今までペースは維持できないなあ…といきなりの弱気モードに。で、とうとうユリコーチに「ユリちゃん、ごめん。これ以上今のペースでは走れないと思う。完走できなくても粘れるだけ粘るから、ユリちゃんは先に行ってくれる?」という、事実上の試合放棄宣言をしてしまった・・・

ただ、本人的にはまだこの後、7分30秒から8分で粘れば…とも考えていたのですが、ココロの底で試合放棄している自分を認めたくないだけの戯れ言で、その後82.5kmまでの下りはなんとかそのペースではしれたものの、急速にガスって寒くなった湖畔に、さっきかぶった水の影響もあってか、体が冷え、その後はまったく足が動かず。本栖湖県営駐車場までの残り4.5kmの距離をほとんど歩いての戻り道…

次の関門は98.9km。距離にしてあと13km。時間はまだ1時間45分残っていたので、キロハチで走れれば、少なくともここまでは到達できたのかもしれませんが、一度折れたココロを再び復活させることは容易ではなく。辞めることとを正当化する言い訳ばかりが次から次へと浮かんできて、まさに気がつけば、オフィシャルに「すいません。DNFします…」と申告している自分がいました。

昨年に引き続き再び富士急行の収容バスにお世話になり、一昨年のサロマ、昨年の富士五湖についで、ミタビあの、重苦しい空気を味わうこととなってしまいました。100kmのレースであれば、残りをなんとか走ることもできたと思いますが、これは富士五湖をめぐる118km。ユリコーチにペース管理をしてもらいながら、結局、そのペースについていけなくなったのですから、単純に走力不足ということでしょう。そして、アップダウンの大きいコースでの足へのダメージはやはり体重が重すぎることに原因があるわけで、次回以降、8月まであと3回ウルトラマラソンが続く「チャレンジ50シリーズ」を成功裏に収めるためには今さらながらですが、減量は必須ってことです。

(チャレンジ富士五湖のパンフレットをよく読むと「BMI25以上の人は心停止のリスクが高くなると言われています」って書いてあったw)

次は5月22日の野辺山高原100kmウルトラマラソンです。コースとなる野辺山から八ヶ岳、稲子湯、松原湖、小海町はまさに学生時代、スキースクールでお世話になっていた頃、毎冬を過ごした思い出の地です。今回のチャレンジ富士五湖がボクの人生の幼少期から大学入学までだと仮定するなら、高校に入るまではまあ順調な少年期を過ごし、高校時代に怠けて2年浪人することになったなんかそんな人生を今回のレース結果が象徴しているようでもありますが、次の野辺山こそ、学生時代を過ごした思い出の地でガツンと100kmをやっつけて、スキー以外はあんまりぱっとしなかった大学時代を総括してやりたいものであります。ただ、次の野辺山こそまさにトレイルなみのアップダウンを要する難コース。仕事も決して暇なわけではなく、やらねばならぬこと目白押しではありますが、仕事とランをバランスよく残りひと月弱、しっかり準備して望む所存です。

最後に今回ずっと伴走してくれたユリコーチに。

ゴール後、「79kmでキタグチさんにお払い箱にされて、そのあと、スドウさんにも、テラサワさんにも、先行っていいよ〜って、なんのために私、今回参加したんだか〜」って冗談っぽく言ってたのを聞いて、なんか申し訳ない気持ちでホントいっぱいになってしまいました。そうだよね。最後の最後まで、ユリちゃんに「いや、もう間に合わないから先行きますよっ!」って捨てられるまで、頑張らねばいけなかった。ユリちゃんのようなスーパーランナーに、「ユリちゃんまで完走できなかったら悪いしなあ…」なんて、まったくもってボクの心配することでないわけで、徹底的にユリちゃんにもっとケツを蹴りあげてもらうべきでした… 来月の野辺山、サロマでまたご一緒できますが、今回の大会でユリコーチに教えてもらったことを意識して絶対のたいで完走目指しますね!!今回はホントにありがとう!!

そして、今回のチャレンジ富士五湖に一緒に参加した六華の仲間たち。皆さん、完走おめでとうございます!!特にサトミちゃんの女子6位入賞、ホントにホントにおめでとう。そして楽しく充実した時間を共有していただき、皆さん、ホントにありがとうございました!これからもまた一緒に走って下さいませ!

一夜あけて、翌日の本栖湖からの富士山。今回一緒に参加、見事完走した同窓の先輩、カントク(チバさん)と。

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ぶどう

北海道旭川市でICTコンサルをしています。スキー、ラン、山、ビール、日本酒、パグが好き。Noteでは主に体動かす系の話題を。
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