見出し画像

好かれる人の特徴のハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。


さてさて本日は、「好かれる人」ってどんな行動しているのかな?の分析です。


人間…というか生物としての脳の仕組みについてですが

「生存」に必要な本能なので、好き嫌いはほとんど無意識のうちに、瞬間的に判断するようになっています。

脳の偏桃体という部分が、自分にとって対象が危険かどうかを判断するスピードは1秒以下だそうです。

自分に危害を与えそうな相手が目の前に現れたら、考えるより先に逃げ出すはずです。そのために備わっている機能なのですが、現代社会に生きているとそれが「好き/嫌い」の判断にも使われています。

ふだんの何気ない行動が、第三者から見た「好き/嫌い」の判断基準になっていますね。


自分が相手を嫌いだな、苦手だなと思っているときにしてしまう行動はどんな感じですか?

ビルドでお話をしていると

・できるだけ近寄らない
・必要最低限のやりとり以外はしゃべらない
・最低限あいさつはする
・相手があいさつしないならあいさつもしない

といったことが挙げられました。

このほか、「目を合わせない」なんかもありますね。


ビジネスでもよく使われる【返報性の原理】は、一般的にはなにか(好意)を受け取ったら何か(好意)を返したくなる心理状態として説明されますが、ネガティブな方向にも返報性が生じます。

つまり「この人嫌い!」という態度を取られたら、自分も「苦手!」となっていくんですね。

ソース:https://u-note.me/note/67670


嫌いや苦手が増えると、自分を嫌う人が増えて仕事がしづらくなったり、嫌な思いをすることが増えてしまう……とっても悪循環です。


ではでは、本題の【人に好かれている人がしている行動の特徴】には、どういったものがあるでしょうか?

避けている自覚あるのか問題フリップ-04

・身近な人を大切にする

「やってくれて当たり前」と思っていないので、些細なことでも「ありがとう」を言います。

実はこれ、たとえば実家で生活していて社会に出た経験がほとんど無いなど、人が手助けしてくれるのが当たり前の環境にいると育ちにくい感覚なのです。

かわいい子には旅をさせよ、というやつですね……。

・人の良い部分を見つけるのが上手

人に好かれている人は、周りをよく見ていて気が付く人でもあります。よく人を褒めています。褒められると頑張りたくなりますね。返報性です。


・裏表がなく明るい

まず、笑顔が多いです。

障害の関係もあって、表情が少ない人も多いビルドなんですが、事業所によっては表情を作ったり発声するトレーニングを取り入れているところもあるみたいです。

表情は筋肉なので、動かさないと衰えてしまいますね。また、脳は体の状態から状況を判断することがあって、顔が笑顔のカタチをしていたら「楽しいんだ!」と判断して快楽物質が活性化していくらしいです。

仏頂面をしていると、脳も楽しくなくなるんですね。

表情筋が豊かになると口の周りも動きがよくなり、はきはき話せるようになってより明るい印象を他者に与えることができます。良いことづくめですね。


・悪口を言わず、平等に接する

人の良いところを見つけるのがうまい代わりに、悪口は口にしないことが多いです。誰かの悪口を言っているということは自分のことも影で何か言っているのかな?と思われても仕方ありません。

また、どんな人にも自分から話しかけるなどといった様子もあって、常に周りに人が集まってきていることが多いですよね。


・聞き上手

相手の話をよく聞いてくれる人は話しかけられやすい傾向があります。何か話をしても、全部自分の話に持っていってしまったり、相手の話を聞かずに一方的に自分の話ばかりしていたら……自然と人が遠ざかってしまいますね。

全部を一気に実行するのは難しくても、たとえば表情を明るくする、悪口を言わないといったことは取り組みやすそうですね。

ビルドに通われている方は「自分の良い部分」に目を向けるのも苦手な方が多いので、それは少しずつ……自分から始めて徐々に周りに目を向けていけるようになるといいですよね。

秋田も、気を付けようと思いました。

ではまた!



いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。