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あいさつはだいじ。というハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。

利用者のヒヨコさん(仮名)から、noteヘッダー用に絵が上がってきまして。
「これは……時事ネタに使って、ということなの?」という無言の圧を感じて本日更新しております。

ありがとうの手話をする男性と、こんにちはの手話をする女性
男性の手話は「ありがとう」
女性の手話は「挨拶(こんにちは)」

第94回アカデミー賞で
「コーダ あいのうた」がアカデミー作品賞を
「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞しましたね。
トロイ・コッツァーさんが助演男優賞を受賞した際は、会場で手話の拍手をしていた場面が印象的でした。

少し前からSNSで、ろう者ではない俳優がろう者を演じることについての議論が起こっていますね。なにもかも当事者ではないので言及したくないのです。とにかく、「その分野に詳しくない者が議論するのは好ましくない」派です。
ただまあ、たとえばハリウッド映画で日本人役を他のアジア人が演じることも多々ありましたよね。そこから徐々に日本人が演じることができるようになってきたように、少しずつ変わっていくものなんだろうなあとだけ。


さて本題です。
今日は「挨拶って大事だよね~」という話でした。
手話でも最初に覚えるのって挨拶と自己紹介であることが多いですよね。
はじめて覚えた手話、ありがとうだったかも。次いで「愛してる」…ドラマの影響ですけど。
一応、手話講座も受けたので自己紹介と挨拶くらいは秋田もできます。たぶん。
ビルドではお仕事で手話や車椅子のイラスト描くことが多いですが、わかりやすそうな「あいさつ」と「ありがとう」を使うことが多いです。

挨拶と、ありがとう、ごめんなさい。が言えるだけで、働きやすさが違うものです。

たまにあるんですよね。
「あの人が挨拶をしてこない」というご相談。
挨拶は、したほうがいろいろ円滑になるし
就労支援の場では「一般就労」を想定していますので挨拶できたほうがいいよねという方針です。
でも、いい大人になって「挨拶しましょう」「ごめんなさいをいいましょう」「ありがとうを言いましょう」と言われるの気まずくないですか?
よけいに意固地になって言えなくなってしまいそうですよね。
できるだけ、自分で気付いて自分で変えていけるといいですね。

障害の影響もあるのですけど
あいさつのタイミングとかルールが難しいんです。
文春オンラインさんの記事がわかりやすいので、挨拶に悩んでいる方はそちらをご覧ください。→

あと、バク@精神科医さんも
ゆるメンタル練習帳」で無差別挨拶を推奨されています。
無差別挨拶て。すごい。私できないかも。
あと、すれ違いざまに靴先を見ることで会釈っぽく見せるライフハックも良い感じです。

働くために何から準備したらいいかわからないという方
まずは「あいさつ」が自然に出てくるようにしておきましょう!
何か言われたときに、まず「ありがとうございます」が言えるようになったら最高です。これだけですごく働くやすくなります。

4月から新生活という方も多いですよね。
新しい環境で最初に挨拶ができたら、きっとそのあと馴染むのが早いですよ。

新しい環境に馴染むのが不安な方は、トリセツ!「いま不安です」もご利用ください。

トリセツ!いま不安です缶バッジ
https://buildsapporo.base.shop/items/27452548


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