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イラスト制作に関する助言のハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストの作業をメインにしている就労継続支援B型事業所です。
最近の傾向としては…

  • イラストに興味がある(仕事にしたい)

  • 仕事にするほどではないけれどうまくなりたい

  • 受注(クライアントワーク)ではないオリジナルイラストをお金にしたい

ニーズは多岐に渡りますね。

スタッフは自分でイラストを描いて仕事にしているのですが、もちろん人に教えるのはビルドで働き始めてからがはじめて。
みんなで試行錯誤しながら助言を行ってきました。
と言っても、普段自分がやっていることを切り出しているだけですけれどね。

今日は、ビルドで行っている助言を一部紹介してみます。(基本的なことをお伝えしているだけですけどね)


1枚絵に動きを出したい!

棒立ち

まず初めに気にしたいのは、棒立ち。
「イラスト 棒立ち」で検索してみてください。
"立ち絵脱却!"系の記事がたーくさん出てきますね。
趣味でオリジナルイラストを描いていると気づきづらいのですが、キャラクターデザインやアイデアスケッチを省略していることが多いです。
絵を描くときって、意外といろんなことを注意しないといけないですが、一気に描いていると気にしない部分がどうしても出てきますね。なので、気付いたらキャラクターの動きが非常に硬くなってしまっていることがあります。
「ラフです」と出してくれた時点ではほとんど棒立ちに近いポーズであることが多いので、構図を助言したりしてポーズに動きをつけてもらいます。


こじんまり

たとえばポストカードにしようとか、SNSに投稿するため正方形のキャンバスに絵を描き始めると、なんとなく窮屈な構図になることはありませんか?
原因は、無意識のうちに描いているキャンバスのサイズの枠の中で収めようとしてしまう傾向があるためです。
なんとなく枠内に収めようとして腕やひじがぎゅーっと縮こまっていたり、人体のバランスが崩れてしまう原因となります。
世の中の躍動感のあるイラストを見ると、画面外に腕や足、衣装などがはみ出しているような構図になっていることが多いはずです。
本来描く想定のサイズよりひとまわり大きなキャンバスを用意してもらってラフを描いてもらうようにしています。

なんだか物足りない・途中で行き詰まる

資料不足

描きこみ不足なのはわかっているのだけれど、どこをどうしていいのか…と悩んでいる場合は、だいたい参考資料を集め切れていません。
小物やディテールの描きこみがあやふやな場合も、参考資料をしっかり観察していないことが原因です。
オリジナルイラストを描くとき、なんとなくのイメージで描く人も多いかもしれません。「プロは何もないところから絵を描くじゃないか」とお考えかもしれませんが取材したり資料をしっかり集めています。何も見ないでさささっと描いているのは、すでにインプットされているものを出力しているからにすぎません。
ということで、イラストを描く前、ラフの前に必要な資料集めを行います。
○○の資料を○個集めると具体的に指示することもあれば、一緒に本やネット検索をして資料を見ることもあります。

設定不足

いざ描き進めよう!と思ったけれど、うまくイメージがわかない……。要素を足したいんだけれど思いつかない。etc…
前述の資料不足もありますが、そもそも描いている場面がどんなシチュエーションなのか、キャラクターの性格は?何をしようとしているところ?など、確認すると曖昧なこともしばしばあります。
描きこみがあやふやな時に「素材は?」と尋ねたら決まっていないことも。
そんなときは質問したり書き出してもらったり……。
設定をしっかり準備しておくと、キャラが自然に動いてくれることもありますよ。

目指したい絵柄に近づけない

シンプルに画力不足…という課題は置いておいて。
利用者さんに「好きなイラストレーター(絵師)さんいますか?」と尋ねて、はじめはぱっと思いつかないこともしばしばあります。
また、いろんな絵柄が好き!という場合も。
そんなときは、まずは好きな絵柄を集めてもらって、どの部分が好きか、どんなところを取り入れたいか?を分析してみます。
言語化することもあるし、人によっては真似したい絵柄をトレースしてみてもらって、線の太さや描きこみ具合・色の使い方などを実感してもらうことも。
観察・分析はその人に合ったやり方で行います。


とっても簡単に、最近行った覚えがある助言をまとめてみました!(順不同)。
だいたいはインターネットの海にたくさん記事があるので、ひとつひとつ深めたいときは探して読んでみてくださいね。
最近は、ビルドにある書籍と同じものを利用者さんも持っていることがあって、でも本のどの部分から何を取り入れたらいいのか?の整理が必要なこともありました。
オンラインスクールを利用したり独学でやってみるのとの大きな違いは、それぞれの理解の仕方・特性に合わせた助言を行える部分かな?と思います。

無理なく楽しく、趣味のイラストを上達させたい!というニーズにお応えすることも可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。


いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。