苦しみから別の歓びが産まれるという話

お盆休み最終日となりました。

つらいです。

苦しいです。

会社員が、一年で最もつらく苦しい時間を過ごす日と言っても過言ではないのではないでしょうか。

しかし、ここでひとつ思い出すことがあります。前回の長期連休だったGWの最終日。私は今日と同じ、いやそれ以上に苦しんでいました。

「もういやだ。なんでこんなやりたくもない仕事をこんな安月給で毎日毎日…。」と念仏のように延々と唱えていたところ、突然「文章書いて稼げないかな?」という発想が浮かんできたのです。まさに天啓ともいえるようなひらめき。

それに導かれるがままに、ネットで検索して、サグーに出会い、首尾よくプラチナライターまで合格して今に至るわけです。

正直、今の段階でもこのwebライターという仕事に出会ってから、毎日が一変しました。ほぼ毎日、会社員とかいう労役から帰宅後、もりもりと案件をこなす。最近では、ライティングスピードも上がってきて、時給単位で考えたら会社員の比ではないぐらいになってきました。これでも、webライター界隈ではまだまだ安い時給で働かされているというのだから夢があり伸びしろのある仕事だなぁと感じています。

また、私にとってwebライターはお金の面を豊かにしてくれるだけではなく、会社員の仕事のつまらなさ、やりがいのなさを中和してくれる役割も担っています。いやもうね、本当にやりがいないんですよね。誰でもできるような仕事を毎日毎日やって、それでいて日増しに余計な制度ばかりを追加していって仕事そのものをやりにくくし、現場の効率はどんどん悪くなっていく。個人として裁量を発揮するような場面もなく、さらに一番ダメなのは私自身にひとつも適性がないというところ。機械なんて理系科目がからっきしダメな私には苦手中の苦手な物体です。虫ぐらい苦手です。

先日「適性のないことはやらないほうがいい」という話をエントリーしましたが、一人暮らしで生きていくためにはどうしようもなかったんですよね。そのように考える私ですから、この会社員はまさに屈辱的といえる状態でした。この5月までは。

現在はどうなのかというと、会社員だけ見たら何も変わっていません。つまらないし嫌です。ただ、webライターをやっている分、「こんな仕事どうでもええわ。ただ社会性の補完に使うぐらいだな」という認識を抱けるようになりました。つまり、会社員だけの給料で生きていかなくてよくなったので、依存が減ったわけですね。それ故、心の中の「お前なんかどうでもいいから」枠が増加。心が楽になったように感じます。

かなりタイトルから話が違う方向にいってしまったような気がしますが、要するに苦しい、つらい現状はもしかすると別の歓びを産むための陣痛めいたものなんじゃないかなぁって思うんですよ。私はどこまでいっても男性なので、陣痛の痛さは実感できませんが、見る限りは痛いし苦しいんだろうなと思います。しかし、それが終われば新たな生命が誕生するわけですよね。それと似たような現象が、日常でも起こり得てるんじゃないかと私はここ最近を振り返って思うんですね。

苦しい、つらい現状に浸っているという方、それは別の歓びが出てきたいが故のものかもしれません。しんどいのはよくわかりますが、きっと産まれます。頑張りましょう。

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