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不安との戦い

 文です。先日、二作目の短編を描き上げることができたので、また個人的な振り返りの記事を書きました。

 軽く自己紹介を。趣味で絵や漫画を描いています。目標は、長編漫画を描くことで、現在はそのために短編を描いて経験を積もうとしています。今回はその二作目となりました。

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この話ができるまで

 今回の話は、自分が考えた話を、友人に相談して改造する形で完成しました。まあ言ってしまえば、今回のストーリーや演出の大部分は友人のおかげなのです。

 というわけで実は今回は、友人の作ってくれたストーリーを漫画として表現するというイメージで描いておりました。前回、バズっただけに妙なプレッシャーもあったため、ストーリー面で不安を持ちたくないと思ったこともあり、この方法は丁度合っていました。

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おわかりいただけただろうか。文さん、考えてねーじゃん!

今回の短編でやりたかったこと

 二作目となった、今回の短編では、以下のことを意識していました。前回の短編とは違うものを描いた方が、課題も見えてくるだろうということで…

①モノローグを使わない。
②会話でキャラクターのやり取りを描く。
③前回とは違う雰囲気の話にする。
④このストーリーを描き上げること。

 結果として、①、③、④は達成できました。ですが②に関しては、一応達成はできているものの、どう描いたら良いのか、いまいち確信が持てないところもあった、という課題も見つかりました。

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不安との戦い

 ところで、作業を進めていくうちに不安になっていきました。「これで話が伝わるのか?」、「読めるものになっているのか?」、「こういうシリアスな会話のある話、向いてないのでは?」、「そもそもおかしくないか?」など、存在すら疑い始める始末…。

 ですが、その後公開して、いいねやRTや感想などをいただき、描いて良かったなと思ったのでした…(くださった方、本当にありがとうございました。)

学んだこと

①拙くても描こう。
②思った以上に伝わっている。
③公開前に人に見てもらうと良い。

 いただいた感想を読んでいると、拙くても描くことに意味があると思わされました。また、自分が表現したかったことが伝わっていることが分かりました。どうも必要以上に不安になりすぎる癖があるため、もっと自信を持って良いのだなと思いました。

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見えた課題

①コマ割りのテンポ、間の取り方がよく分からない。
②大胆な見せ方、コマ割りに挑戦してみたい。
③目線誘導を考えていなかった。
④絵に限界を感じるので、画力を上げたい。
 もう少しデフォルメ度を下げたものを描いてみたい。
⑤20Pは実験するには長い。
⑥自信を持つこと。

 ①、②に関しては、長編で挑戦したいことでもあるので、今の内に短編で解決しておきたいです。特にシリアスなシーンでの間の取り方が、難しいのでそこが課題です。既存の作品を見て研究してみようと思います。

 ⑤に関しては、20Pは作業の時間がかなりかかる印象を受けました。長く作業をしていると周りが見えなくなることと、サイクルを短くして色々なものを沢山描きたいという気持ちがあるため、次回はもっと短くしようと考えています。

 ⑥に関しては、今回の漫画で不安になることは意味がないということを学びました。また次回が三作目ということもあって、自分の中では、何を描いても良い、どんな実験をしても良い、またどれだけ読んでもらえるかというプレッシャーも消えたので、問題ないと思います。自信を持って漫画を出せるよう、頑張ります。

これから

 まだ長編を描くには早いと感じているので、次回も短編を描きます。少なくとも一作以上を春(4月頭)までに公開したいと考えています。案としては今のところ二作あります。そのどちらかになる可能性が高いです。

 今後はカラー漫画やシリアスな漫画も挑戦したいと思っています。特にシリアスなシーンのある漫画は、長編を描く上で必須なので挑戦したいです。(次回は、それではないのですが…)

 今後とも、漫画を描いていくつもりなので、読んでいただければ幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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