歌をカバーするということ その2

2019-07-05 15:58:24 アメブロ掲載より移行

昨日は個人的な考察でしたが、今日も続きです。(笑)

徳永英明さんがするカバーいいですよね。
オリジナルにない何かがある気がします。
じゃあ、その何かって何?を考えてみたいと思います。

徳永さんのカバーの特徴はあっさり目で濃くないところですよね。
そこがいいのですよね。
曲をカバーするには、昨日語った作業が歌う前にされると思うのですが、徳永さんは、分解と再構成の段階で「歌い手の感情」を敢えて減らしていると思うのです。
歌というのは情景を伝えるものだから、歌い手は感情を足して歌ってますよね。そこを意識的に減らしているのが徳永さんのカバーの特徴かと。

この手法ってさじ加減が難しいけど徳永さんは難なく行っています。
じゃあ、なぜこの手法がいいのかというと、
・聴き手の歌に対しての感情が入りやすい
という一点に尽きると思います。

歌を聴く側にも感情が勿論あります。
オリジナルだと歌い手の感情が重すぎて自分の思いとぶつかり、感情移入が出来ない場合があると思います。そこを歌い手側があえて抑えることにより感情を入れやすくなるのだと思うのです。また、感情を抑えることによりBGM的な聴き方も可能になりますね。

私は、Uruさんもこの手法を使っているのだと思います。
情感たっぷりのようで実は何処か一つ後ろに敢えて下がっていると思えるのです。そこが上手く出来ているのが本当に凄いと思っています。

曲をカバーするのは、簡単に見えて実はすごく難しいことだと思うのです。だからこそ、歌い手の数だけ曲はいろいろな姿になるのですよね。

歌が好きな方! 

CDを聴くだけじゃなくて、路上や箱のLiveや配信に行ってみませんか?
もしかしたら知ってる曲の新しい姿を見ることが出来るかもしれませんよ!

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