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演劇女子部「眠れる森のビヨ」感想(ネタバレ)

いいとは聞いてたけど、マジでよかった!!!!し、これネタバレなしで感想書くの無理ですよね?前半は普通に・・・みんなのキャラクターとか普段のパフォーマンスとは違う面が見れる楽しさ!お芝居もみんな素敵!みたいな満足感でひたすらに進んでいくけど、終盤にかけて「「テーマ性」」となり、刺さり倒し、非常に泣ける結果に。色々吹っ飛んだ(笑)

今、生きている意味・・・・

っていう感想に全てなり終わった。

まずそこ。

そうなのね、そう。だから鬼滅の刃〜無限列車編〜で尊敬上司に「あなたのことだ」と言われて、確かめに行って、「夢の中に生きる人々」の描写に浸ってみたことが記憶に新しいが、それとだいぶ同じ性質のテーマ性が森ビヨでも描かれてたじゃないですか〜。

かなり、私の中でも、これは課題というか・・・。「眠っていたいと思うのはあなたの意思やで」って何回も尊敬上司言われて「そんなことばかり言わないで!!!」とわかってるけど、これ以上、自分で頑張ることがしんどい・・・。というのが最近の自分の常なので、かなり自分の頭をもたげているテーマなんですよね。今回の森ビヨの方が鬼滅より遥に刺さった気がする。やっぱり私的には「ハロメンのいうことは信じたい」っていう自分の中で非常にそういう感情があるのでそれゆえかと。さらに、こう、葛藤があるので。鬼滅の場合は「夢の中でずっといるわけにはいかない」っていうもう決定事項、という感じでしたが(判断がだいぶ早かったように思う。前提としてみんなが夢から脱出すべき、という認識だった)、森ビヨの場合は、「本当の幸せはどっちか?」っていう葛藤する余白がだいぶあったので、感情移入できた。そもそも私の答えは「夢の中にいたい」が優勢なんですが・・・。

この私的夢の中論争については、やっぱり、現実が辛いからなんですよね。現実と向き合うってしんどい・・・。いつまでも思い出や過去に浸っていたい。それから抜け出して現実と向き合うべき、っていう正論なのかもしれないけど、そうはいかないから夢の中にいたいわけで。そこは、もう、そうなんだから、無理なんだから。向き合うのが無理な時もあるからもう無理なんですよね・・・。だけど、現実と向き合わないことで弊害もある。周りの人に迷惑をかけたり、現実の世界での誠実さを失ったり・・・・。わかってるんですよね。私だって何も現実世界で誰かを傷つけたり失望させたり、その、自分を助けてくれる周囲の優しさとかを蔑ろにしたいわけじゃない・・・。んだけど、やっぱり、現実と向き合うのは辛いです。

まず父や祖母がいない世界っというのが辛いですね。それから自分にすごい自信があった大学生までの時代が輝かしくて、社会人になってからの自分の不甲斐なさ、社会に適応できなさがやっぱり認めるのは辛いですよね。生活も乱れて体調管理や体型管理もできずに見た目劣化が否めないのと、普通に体力が低下して根本的に体がしんどい・だるいという、その物理的な面でのつらさも正直・・直視できたものじゃない。よくある話で、花粉症と認めたら花粉症になるので、私はまだ花粉症じゃないんですよね〜!のノリが深刻化してこじれた「認めないことで精神を保つ」手法の亜種みたいな精神性がまかり通っているわけです(自分の中だけで)。

ある種、私の場合においては自業自得というか、10年近く「こんなはずじゃない」とか言っている間になんとかしろよ、努力できた部分もあったやろ、という私自身の現象と重ねるにはまた、全然違うけど。(森ビヨの中で起きたことは誰も悪くないし、どうしようもない不慮の事故のため・・・)だから、完全に一致するわけではないので、だから私も!とこう解決するわけじゃないけどね。そこは悲しい部分(笑)真実を見つめるか、見つめないか、で見つめたひかる君は目覚めた世界で、孤独に苛まれながらも、そばにヒマリちゃんがいて。それが唯一の救いですよね。だけど、「自分のせいで・・・」という重いものを背負っていて、それは、結構辛いものがあるから、「仕方ないことだから」とも言い切れない辛さ。

あと。前ここ演じるツムギが自演自作で道具とかをめちゃくちゃにした説のエピソードはどういう解釈?となった。執着の強さを示すもので、なんとなく納得はできたけど、これは実際起きた事件もそうだったのか、この、夢の世界の重さみたいなのを感じさせるものだったのか。どっちだろう・・・。私的には、後者だと思いたいかな!ヒカルが5年間同じ夢を繰り返し見ていくうちに、思い出が過激に塗り替えられる感じと捉えた。

私は結構日常的にこう、しんどい時とか、初恋の中学の時の男の子との思い出を噛み締めるという手法をよく使うんだけど(今は噛みすぎたガムの如く味がしなくなてきたので効き目薄いが・・・・)その、そこに妄想が加わったり、脚色を入れて強めた方が、効き目が強くなるので。ただ、私自身の手法としては真実だからこその効き目みたいなのを信じていたので、あまり脚色はしなかったが。ただ、やっぱりあの「絆を強めるためにわざとやったんだろ」っていうのは自分が記憶を脚色したっていう疑念を暗に示しているという解釈が私的にはしっくりくるかな。じゃないと、あの疑いの目を向ける時点で、なんか思い出にケチがつくというか、5年間も「見続けていたい」と強く願っていた夢の真実の真実にそれがあるは思えないかな。もしそうだとしたら単純にツムギ君の異常性が怖い・・・。

ていうか地味にいっちゃんの歌声が良かったよね!地声の太さと安定感、ましたか??と思って痺れた!元々独特のふんわり感ある癒し系な声質の中にもちゃんと安定感はあるし芯がある声!とは思ってたけど、それがさらに増強されてて「良い!!!!」となった。

もも姫が結構出番少なくて、今ちょーし悪いんかなぁ?ってちょっと気になった。コンビ組んでたみいみはお妃役と、声質で割と存在感あったから余計に。ほのぴはピアノの割合の方が多めなんかな?SeasningSメンでみよちゃんの大抜擢!!具合と、割とうたのちゃんも出番多めだったので、ほのぴは十分活躍してるけどお芝居には噛んでこない感じなのかな?と素朴に思った。後ゆはねちゃんはちょっと意地悪な気の強い女子!!で意外。今まで割と正当はなポジションなイメージだったので。ゆは・しおりちゃんは、リカ様に悔しいとか思ったりするのかな?(切磋琢磨)など邪推したが、それよりもきっとくるみちゃんが常にいつもあの賑やかしポジでもはやすでに一人バイプレイヤーズ感があり、観てる方としてはすごい安心感があるし頼もしいけど、本人はガッツリヒロインやりたいだろうな・・・とこれも勝手に邪推。前ここはまた男の子で、飽き飽きしてないかな?男の子ポジション疲れてないかな?と薄らと思ってた(バースデーイベで可愛い曲ばっかのセトリなのを見て、鬱憤が溜まっているのでは!など数ヶ月前に思ってた)けども、今回はまたキャラクターがちゃんとあってただ男の子、ってだけじゃなくて、こう、男の子の中でも味のある、存在感のあるキャラクターだったからある意味安心したというか・・・ちゃんといろんな挑戦ができている姿を見れてこちらも嬉しくなった。というか・・・一言言いたいのは、あの!!!ヒカルとツムギの2人で歌うシーンが非常によかった!!!あのコンビが良すぎる!!!最高やん!!!!

さやちゃんも、なんか、身長が高いだけで男役やらされて・・不本意なのでは?と勝手にキャスト発表の時は思ってたけど、普通にはまり役というか自然に部長やってて「かっこよ」となり、勝手な心配して申し訳な、と思った。

これを機に、過去のビヨ演劇を遡りたいね。ずっと気にはなってたけど、ここしばらくは腰を据えて何かを見る、みたいなのがだいぶんできなくなってきていたので(生活の中に組み込むことが、難しい精神性になってきた)、リボーンとかもがきれなバージョンがとても好きなので、メイキングをYoutubeは見てて気にはなってるんよ!!!不思議の国・・・も、よろしくない方法で、部分的には見てたからね。きにはなってるのね!!

ビヨーーーーンズ並びにみよちゃんは本当に底知れないね。推しはどちらかというとゆは・前ここコンビ(眼鏡の男の子)だけど、普通にりかみよがキテるのは認めざるを得ない(何の立場なのか)。そもそも私は、ゆは・前ここ・みよ推しなので当然の流れだな・・・はっはっはっ。いっちゃん・ほのぴ推しでもあるけどね!!!なんにしてもみんな好き!!!!最高!!!おわりです。



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