日本人と塩

高血圧になると医師から必ず言われる事の一つに、減塩してくださいね〜、というものがある。

塩分を5g/day と言われても初めはピンと来なかったが、出来合いの惣菜や冷凍食品、コンビニ弁当には一部を除いて沢山の塩分が含まれていますし、醤油、味噌など調味料にも塩分が含まれているので、感覚としてはほぼ塩気なしで食事しなさいと言われているに等しく、なかなかに辛いものでした。

減塩を始め、野菜沢山の食事を始め、お薬を飲み始めると、段々と元気が無くなる、エネルギーが枯渇する感じが自分でよくわかります。精神面では無気力無表情になることが増えてきたのでこれではいかんと塩について調べ始めました。

塩は精製塩と自然塩に大きく2種類あり、精製塩は身体に良くないよ、というのは今では常識です。

では自然塩は全て身体によいのか?と調べてみますと、ニガリを殆ど含まない岩塩は良いが、ニガリを多く含む海塩(製法により含有量はかなり違うらしい)はタンパク質で出来ている身体を硬化させる為あまり身体には良くないという説があるようです。
実際、最近では歯磨きにニガリを使う健康法があるので私も試してみたところ、歯茎がかなりシャキッとしまった感じがします。

なんでも、昔の日本人が短命だったのはニガリを含む海塩を摂っていたからだという説もあるそうです。

私はどうしているかと言いますと、食事とその日の気分によって岩塩を使ったり海塩をつかったりと使い分けています。日本食には海塩が、サラダやマリネなどには岩塩が合うと思います。

話しは戻りますが、減塩ですっかり元気が無くなり鬱のようになってしまった私。すこしずつ良い塩を摂りはじめたところ、今ではすっかり元気を取り戻しています。

良いと言われている岩塩も採掘に火薬を使うことがあると聞きますので製造過程まで確認して購入する必要がありますね。でも岩塩の製造過程をこの目で確認はできないですが。

結論。

🔸行き過ぎる減塩は身体を壊す
🔸ニガリを始めとするミネラルは身体に必要ではあるが摂りすぎると身体を壊す

何事も良い塩梅が良いということです。
自分の身体の声を聞く事が大切ですね。

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