玄米

私はここ一年位は一年の9割の日は玄米を炊いて食べています。家族は白米に雑穀を混ぜたご飯を食べているので、私は専用の2号炊きの土鍋に玄米、海塩、あずきをいれ、蒸留器で精製した水で炊いてお焦げをつくります。困った事に最近知った健康情報では、焦げは癌の原因と言われ困惑しています。

家にある電気炊飯器はIHの圧力をかけるタイプだからなのか白いご飯はそこそこ美味しく炊けると思っていた。でも電気炊飯器は逆立ちしてもガス炊飯器にはかなわないし、ガス炊飯器は逆立ちしても薪の火で炊いたご飯にはかなわない。白いご飯でこれなのだから玄米はこれに輪をかけて違いが顕著です。電気炊飯器で炊いた玄米は生煮えのような、どうにも美味しくない。これでは玄米菜食を始めたは良いが美味しくないから白米に戻るとなっても仕方がないと思う。

土鍋でふっくらと炊いた玄米ご飯には予め海塩で味がつけてあるのですりごまをかけるだけで美味しいゴマ塩玄米ご飯の完成だ。これだけでも十分旨いがぬかずけキュウリやたくあん、白菜漬けなどがあれば更に旨い。
逆に玄米ご飯には合わないとおもうのは肉料理や油物(揚げ物や天婦羅)、刺身を含む魚料理だろう。玄米ご飯を噛んだ際の何とも言えない滋味が肉や油物で汚れてしまう感じがするのです。玄米ご飯はマクロビでは7号食だったと思うが腹いっぱいになるまで食べてよいと書かれていたが、当時と今では肉体的な運動量が格段に違うので腹いっぱい食べてしまってはやはり炭水化物(糖質)の摂りすぎだろう。とは言え、ケトジェニックで言う様な、一日に50g以下というような少量では、私の場合は便秘になってしまう。

なので私の場合は、玄米ご飯はどんぶりに1杯(気持ち少な目)に根菜の煮物、味噌汁で1食摂り、もう1食をサラダに良質の油と塩をかけたものと、ゆで卵や高野豆腐、豆腐、豆類、鶏肉などのたんぱく質の食事(炭水化物は摂らない)と分けて食べることにしている。この組み合わせと量が私の身体には合っているようで、便通も良いし腹の調子がすごぶるよいのです。

しかし玄米といいますか、稲ってすごいなあと私は本心からそう思うのです。もともと稲は日本原産という訳ではないはずだけれどもしっかりと日本に欠かせないものになっていますよね。稲わらからは納豆が作れるし、麹菌と組み合わせて味噌醤油酒まで造れる。玄米は完全食か?と思えるほどに栄養があるし


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