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花粉症✖️抗がん剤治療は最悪?!

年が明けるとまず心がけるのは早めの花粉症対策。
1月から早い人は花粉を感知してムズムズ来ているはず。

私も毎年ひどいのでなるべく早めに弱めのアレグラあたりで
アレルギーの症状を抑えて眠くなるような強め薬をなるべく飲まずに
点鼻と点眼を追加してやり過ごす、のが大体いつものパターン。

がんセンター受診時に一応伝えたけど
(お薬を代謝する)肝臓への負担もあるから
無理に不必要な薬は飲まないのがいいとされている。

抗がん剤の副作用で頭髪の脱毛がどうしても目立つが
眉毛やまつ毛、体毛は全て脱毛の対象になるので
(発毛サイクルの関係か、抜けるのが遅い部分もあるけど)

鼻毛、耳の毛なんかもやっぱり抜けて少なくなっている。
耳掃除して毛がいつもより抜けてびっくりした。

そうなると細菌やウイルス、花粉ももれなく
体に入って来やすくなってしまう。

今年は2月、3月に入って何度か発熱もして、
風邪の名残なのか花粉症からなのか、
咳がずっとずっっと止まらず咳喘息の吸入も追加。

初手が遅れたせいか鼻毛が少ないせいか、
花粉症の症状がしっかり出た。

鼻詰まり、咳、頭がぼーっとして咳をしすぎて
夜何度も目が覚めて、体力がどんどん奪われ、
ずっと調子が悪く最悪だった。

咳を1回するとおよそ2kcal消費すると言われている。
1分に2回、のペースが1時間続くと240kcal、4時間つづくと1000kcal

喉の痛みや結膜炎もやってしまい。
一度抗がん剤を延期することになってしまった。

充血と目が開かなくなる程のメヤニ。
コットンで優しくとってもまつ毛がごっそり一緒に取れてしまった。

あとで主治医に「そうそうまつ毛取れるでしょー」って
ここへ来て初めて知った抗がん剤あるあるでした。笑

ありとあらゆる菌や花粉に負けている。

一週間の延期を経て、私なりに体調を整えて、
いざ後半戦の今回初めてになるドセタキセル!

点滴中はじめに浮腫みや吐き気などの副作用の軽減のために
ステロイドを入れる。

今回のは吐き気が出ることはほぼないようで
どちらかというと筋肉痛、関節痛、浮腫みに注意する。

浮腫み予防にと内服のステロイドも処方された。

このステロイドたちが多分いい仕事をしてくれた。
次の日からすごく楽だった。

何かって、

花粉症の症状がほぼない!!!
感動した。

鼻詰まりもない、咳もほとんど出ない。
ぼーっとするような倦怠感もない!

ステロイドはなんでも屋さんだ。
ある時は吐き気どめに、今回は浮腫み予防に。
そして花粉症の炎症を抑えてくれた。

ステロイドの困ったところは、
食欲を増進させること、味覚障害で口が気持ち悪いのも相まって食べすぎて太ってしまう人もあるあるらしい。
あとは免疫力が下がると言われている。(まだまだあるけど…)

それでも新しい抗がん剤をスタートさせてから
今はすごく体がむしろ楽になってしまった!


花粉症✖️抗がん剤治療は最悪?!

だけでもないみたい。


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