おんな、50にして、旅の終わりにしみじみする

宅建士の試験まで11日である。
宅建の授業も「最終講義」と銘打たれ、あと2回。友達ができたわけでもないが、なんだか寂しい。

7月から勉強を始め、最初は自分の中の常識と照らし合わせてなんとか解答しようともがいたが、一向に成果が現れず、9月も半ばにようやくふと気づいた。
これは、旅なんだ。
人生50年培ってきた常識が一切通じない異文化との交流、いや、もはや別の星。
タッケン星に不時着した宇宙飛行士。
ぐらい開き直ったらなんか楽しくなってきたのである。

タッケン星人たちは、相続のとりぶんがどうだとか、テイトウケンだとか、許可だ届け出だ供託だ、と忙しい人たちた。
「なんやこいつら」と思ったが、そろそろお別れと思うと寂しい。

とかゆーて、見事に落ちて来年までタッケン星から地球に帰られへんかもしれんけどなっ。
勉強しよ。

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