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【NYY】選ばれたのは、Gilでした。

現地24日、Boone監督はLuis Gilが先発5番手になる予定だと発表しました。
Gilは25歳の元トッププロスペクト右腕投手。
2018年にMINとのトレードで入団。21年にデビューを果たすと、そこから15回1/3連続無失点を記録。22年8月にTJ手術を受け、今年からMLB復帰を目指し、STに参加していました。
平均96mph前後の速球とスライダー、稀にチェンジアップを投げます。今季のSTはここまで5試合に登板(内3先発)し、15回2/3で23奪三振。WHIPは0.83。特に11日のPHI戦では3回2/3を投げ被安打1で8奪三振。BeeterやWarrenなどとの5番手争いで見事勝利を収めました。
MLBでの最後の登板は現地の2022年5月12日。実に2年ぶりの復帰になりそうです。

今後の展望

現在のNYYの先発ローテーションです。

Marcus Stroman 11-9 170IP ERA4.01 144K
Carlos Rodon 11-9 166IP ERA3.77 198K
Clarke Schmidt 10-10 159IP ERA4.37 138K
Nestor Cortes 9-8 142IP ERA4.17 147K
Luis Gil 4-4 70IP ERA4.18 80K

(成績はSteamer Projectionより)

開幕投手のCortesは現地21日のATL戦で4回途中3失点で防御率は7.71、Rodonは現地23日のPHI戦で4回途中5失点で防御率は4.19と両者とも課題を残す形に。一方、Stromanは現地24日のPIT戦で6回無失点の好投し、防御率は2.61と安定感を見せています。SchmidtはST最終戦である現地25日のNYM戦で先発予定です。5番手に抜擢されたGil。実は5人の中で1番防御率が低いのがGilなんです。最速100mphの速球とキレのあるスライダーでColeの穴を埋めることができるのでしょうか。今後の活躍に期待です。

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