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猫と娘

こんにちは、ぶんちゃです。
1歳10ヶ月の娘の母です。
日頃、発達障害の可能性がある?!娘の日々の成長、特性について記録しています。
今日は、ちょっとやんわりとした話題。
我が家のお兄さん、愛猫と娘について。

お兄ちゃん猫


我が家は人間としては娘は一人っ子です。
きょうだいも憧れたし、2人目3人目も以前は願っていたのですが、いろいろな事情があり、我が家は一人っ子を決めました。
しかし、一人っ子と言っても、娘が生まれる前から我が家には坊やがおりまして。
保護猫のキジトラくんがおります。2018年っ子で、娘が2020年っ子なので、2歳差兄妹です。

お兄ちゃんが我が家に来たのは生後2ヶ月頃と思われます。誕生日は不明ですが、なんとなく娘と誕生日が近い気はしています。(うちの子記念日として出会った日をお祝いの日にはしています。)

お兄ちゃん猫はとっても甘えん坊で、ママとパパが大好きです。(特にパパを溺愛しています。)
いつでもスリスリよってくるし、かまってちゃんだし、娘が生まれる前は、
「ある日やってきた赤ちゃんを受け入れてくれるのだろうか。赤ちゃんに攻撃してしまわないか。」
と心配しました。

娘が生まれてから


娘が生まれるちょっと前から、お兄ちゃんの甘え具合に拍車がかかりました。「これはいわゆる赤ちゃん返りか?」と思うくらい。
いよいよ心配が募ります。
産前はおにいちゃんをしっかりイイコイイコすると同時に、何度も何度も妹が生まれることを話していました。
「お兄ちゃんになるんだよ。赤ちゃんは、家族が大事大事にすると、元気に大きく育つよ。お兄ちゃんも大事大事してくれるとママは嬉しいな。兄妹で仲良く育ってほしい。」
毎日毎日話しました。

そして、いよいよ娘が誕生し、退院して初対面です。
知らない子が家に来るから、そもそも隠れて出てこないかも?!と思いましたが、そんなこともなく、意外にも静かに出迎えてくれました。

猫と赤ちゃんの距離感


生まれてすぐは、猫と赤ちゃんの生活スペースに気を配りました。
本などで調べていると、なれるまでは完全に部屋を分けるべきだと書いてあり、たしかに、お互いの安全のためには分けるべきだと納得。
しかし、扉を締めて猫から私達の様子がわからなくなると、お兄ちゃん猫は不安になって鳴いたりものに当たったりするような気がしました。

なので我が家では、リビングの隣の客間(現子供部屋)を娘と私の休む部屋にして、扉を「ニャンゲート」とという扉の高さくらいある大きなゲートを設置しました。
こうすることで、部屋は区切れるけれど、私からも猫の様子が見れるし、お兄ちゃん猫も赤ちゃんのようすが伺えます。

直接の接触は私が抱っこしているときだけにして、少しずつ、お兄ちゃんが赤ちゃんを受け入れられるようにしました。

私や赤ちゃんが寝る時以外はできるだけリビングでお兄ちゃんも一緒に過ごせるようにしました。
しかし、私がトイレに行ったり、少しでも猫と赤ちゃんから離れるときは部屋を分けていました。

お兄ちゃんの行動範囲

娘がハイハイで動けるようになった頃からは、ゲートで区切るというよりは、ベビーゲートで部屋を区切って、猫はどこでも自由に行き来できるけれど、娘は安全な範囲で遊び回れるように部屋を作りました。

娘がお兄ちゃん猫にちょっかいをかけても、猫は自分で高いところや娘の来れないところに逃げることができます。
しかし、お兄ちゃんの気分で、娘にすりすりよっていくこともできます。

猫に自由を委ねた理由はいくつかあります。
我が家の猫は、先天性の猫エイズキャリアです。
いつ発症するかわかりません。できるだけ、発症しないまま、寿命を迎えられるようにとは考えています。
猫の病気になりやすい原因は、ストレスによるものも大きいそうです。
そこで、赤ちゃんがいるからと、猫の行動できる範囲を狭めることはしたくなかったので、これまで通り猫は同じ範囲を動けるようにして、そのかわり、赤ちゃんの行動範囲を少し制限しました。

あとは、唯一の兄妹だからこそ、二人には仲良くなってもらいたいので、普段から生活スペースを分けてしまうと、仲良くなるタイミングがどんどんなくなると思ったので、いつでも二人が自由に関われるようにしたかったのです。
猫は賢いです。自分に危険があると思ったらちゃんと逃げるし、自分より弱い生き物を大事にします。

お兄ちゃん猫と娘の関係性


この過ごし方にしたところ、お兄ちゃんは本当に優しくなりました。(妹が生まれるまで、こんなに優しくてしっかりしてる子だとは気付けなかったです。)
娘が自由にどんどん動くようになり、猫のことも触りたいし、遊びたいから追いかけます。
尻尾を掴まれたこともなんどもあります。
しかし、一度も娘を怪我させたことはありません。(あくまでも今の所)

娘が強く尻尾を掴んだら、そっと手をタッチして、優しい猫パンチでやめさせます。甘噛みしたこともありましたが、歯型もつかない程度でした。(私やパパには嫌なことがあると歯型どころか血が出るくらいかみます)
手加減ができているんですね。
我慢させているのではないかと心配になりそうでしたが、娘に「ダメよ」と優しく教えたら、爪とぎをしてから必ず私のところにきてナデナデを要求します。
自分で心を落ち着けて、妹に教えたこと、優しくしたことを褒めてもらいにきます。
私も、必ずそのタイミングでお兄ちゃんをしっかりハグして「ありがとう」を伝えます。

これをずっと繰り返しているからか、二人共程よい距離感で過ごせています。
娘がお昼寝から目を覚ましたら、泣いていなくても必ずお兄ちゃんが私に知らせに来てくれます。違う部屋で家事をしていても、ベビーモニターがあるので、起きたのもお兄ちゃんが様子を見て私を探しにくるのもすべて見えているのですが、そのようすが微笑ましくて、つい、お兄ちゃんが呼びに来てくれるのを待ってしまいます。

娘が「にゃっ、ギュー」と抱きしめようと近づくと、そっと触らせるところまでは許し、抱きしめられる直前でするっと逃げます。この少し触らせてから逃げるあたりが、優しさです。本当は近づいた時点で逃げられるのですが、触るのだけは許してくれるのです。
そして、時々急に、お兄ちゃんの方から娘にスリスリよっていって、撫でてよ、と言わんばかりに要求しています。(娘にはまだ伝わりませんが。)

最近の困りごと


ただ、本当に仲良くなってきていて微笑ましくて嬉しいのですが、一つだけ困ったことがあります。
娘がまだご飯は上手に食べられず、よく床に投げます。
その際に、お兄ちゃんがそのおこぼれを狙いに来るのです。
猫は小さいときに食べたものしか食べないなど、聞いたこともありますが、うちの子はなんでも食べようとします。
保護される前に、飲食店近くにいたようなので、残飯など食べたことがあるのかもしれません。
とにかく、娘の食事時間になると、寝ていても起きてきます。

娘の食事だけでも一騒動なのに、落としたものは秒で拾わなくてはならないので、ほんとうに忙しい時間です。

穏やかに食事ができる日はくるのでしょうか。

まとめ


今日は猫と娘について、猫のことを中心に書いてみました。
これまで、娘のことばかり書いてきましたが、お兄ちゃんも我が家の家族です。猫については別のSNSで発信しているので、noteでは娘のことを中心にしていますが、今後、より娘とお兄ちゃん猫の関わりも増えるかもしれないので、紹介も兼ねてみました。


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