それぞれは違いますが、今まで誰か達が私に向けた言葉を要約するとこんな感じですね。

講師を始めた時も「棒読みのくせに」と言われました。
音響の勉強を始めた時も「声優として人気ないからそっち行ったんだ」とか「生意気だって言ってる人もいるよ」など。
ありがとうございます。ありがとうございます。

皆さんが私に投げかけるマイナスな言葉は、それが今のストロングポイントなのだと私に教えくださるのです。

講師のお仕事で継続やリピート、新規で声がかかるのは私が「棒読み」と言われているからです。
棒読みなのに10年選手で引退していないって凄いことですよね。
どうして業界で生き残れているか気になりますよね。
貴方にとっての悪口は、私のセールスポイントになります。

声優として人気がないから、あいた時間で新しい勉強が出来ていますし
生意気だと感じるということは、私のことを脅威だと警戒してくださっているということですよね！
有難い限りです。

何故急にこんな話を？と不思議に思われているでしょう。
それは、師匠に腹が立ったからです。爆笑

師匠をご自宅までお送りする帰り道に「俺についてるから色んなやつがあの子出来るの？って聞いてくるよ」と教えてくださいました。

「心はあるけど出来るかはなぁ・・・」と答えたそうです。

やりとりの詳細は言えませんが、普通～～～～～～に腹が立ちました。笑

え？師匠は私が演出した吹替作品を1つも見ていないですよね？？？
見てもいないのに否定的なことを第三者にいえるの？？？
作業を私にやらせたこともないのに出来る出来ないがわかるの？？？
とビックリもしました。

なので(タイトルにあるような)私が普段投げかけられている言葉を師匠にお伝えしたら、それ以降は何も仰らなかったです。

きっと師匠は心配していたんです。

いつもニコニコへらへらしているので、私の脳内をお花畑だと思っていたのでしょう。
なんだかんだ私は可愛いから愛嬌でおじさん達におねだりして音響監督へシフトチェンジしようとしているのだろうと。

そんな事ではこの先やっていけないからしっかり叩き直さないと！との親心でしょう。

私がへらへらしているのは事実なので、師匠が私に対して上記のように思ってしまうのも仕方ありません。

ですがこれだけ一緒に居るのに私がニコニコしていて不幸や苦労話をしないのは苦労していないからだと思って、発破をかけてきているのだとしたら・・・
お花畑なのはどちらかしら？と思ったり思わなかったり。

制作をする上で色んなご相談をしているので、全て順風満帆ではないとご存知でしょう？

見えている所しか分からないのは、もちろんそうです。
ですが全て見えるわけではないので、相手を思いやる想像力が生まれたと思っています。
見えている所しか見えない。と
見たいところしか見ない。は
まったくの別物だと私は思います。

師匠は良かれと思って「お前はダメだ」「しっかりしろ」と発破をかけます。
私に厳しさを教える為にいかに大変か、苦労してきたかをお話してくださいます。

ですが上記のようなことばかり言っていたら不幸に慣れてしまうと思うんです。

苦労こそ美徳だ。になってしまうと
不幸じゃなくなった時、不幸になってしまう。と私は思うのです。

なので「こんなに大変で」「こんなに苦労してきて」「○○が意地悪なせいで」など、私は極力言いたくないのです。

他人に関係ないし。

勿論、相談や何かを進めるうえで必要なら言いますが「説明」で終えるように気を付けています。

過去から学ぶことは大切ですが過去に縛られていては何もできません。
否定するのは簡単ですが、いま出来る範囲でどうやったら出来るか？と未来を議論していきたいです。

( 7年前・・・だと・・・!?ひえ・・・)

何かをみんなで作るのは楽しいですし表現をすることは面白いので、私はそこを大切にしていきたいです。

苦労や不幸話は必要ですが、そこで終わらないで「だからこそ！」と創造していきたいです。

制約の中に本当の自由があるので。

以下ただの愚痴