キーワードは【心の変化】 五等分の花嫁【好きなアニメを語る】
『五等分の花嫁』のアニメは知人に紹介されて見たのですが,何度も見返す大好きな作品になりました.私の推しはもちろん二乃なのですが,その魅力も含めて,好きを掘り下げます.
ちなみに,私は,『五等分の花嫁』『五等分の花嫁∫∫』『五等分の花嫁∽』『映画「五等分の花嫁」』の順で視聴しました.以下,そのすべてのネタバレを含むかもしれません.
いずれかの作品を見ていない方がこの記事を読むのは,強く非推奨です.
⚠️ 以下ネタバレを含みます ⚠️
キーワードは【心の変化】
五等分の花嫁は,登場人物たちの心の変化を大切に描いている作品だなと感じます.
まず変化したのは三玖.自分に自信を持てなかった美玖ですが,風太郎が五つ子に一生懸命に向き合う姿や,五つ子の力を信じるという力強くて優しい言葉に,勇気をもらいました.
次は一花.長女としてしっかりしなければという気持ちが強すぎて,自分の本心を表に出せず,大事な場面も作り笑いでごまかしてきた一花でしたが,風太郎にそれを見破られたことで,自分の気持ちに少しだけ正直になれるようになりました.
風太郎との出会いが最悪すぎた五月.五つ子や母親を苦しめた実父が重なって,風太郎の態度に身構えていたところもあったのでしょう.そんな五月でしたが,林間学校で風太郎に変装を見破られ,見つけてもらえたことで,自分たちのことをきちんと知って大切にしてくれる人がいることに気づきました.
最後にようやく変われたのが,四葉.特別になりたくて,空回りしてしまって.今の自分がここにいるのは姉妹みんなのおかげだからと,自分の気持ちにずっと蓋をしてきました.
そんな四葉も,ついに過去のしがらみから解かれて,特別になることを受け入れることができました.
作品の中に限らず,多くの人は「変わりたい」「変えたい」といった願望を持っているのではないでしょうか.なりたい自分を目指したり,夢を叶えたいと思ったり.
だからこそ,少しずつ変わっていく五つ子や風太郎を見て元気をもらえたり,風太郎への想いがどんどん強くなっていく五つ子たちに共感したり,応援したくなって続きが気になったり,そういう良さが,五等分の花嫁にはあるのかなと思っています.
デレを超えた二乃が可愛すぎる
お待たせしました.ここからは二乃の魅力を語ります.
二乃の【心の変化】
姉妹のことが大切で,外見も性格も同じだったころを忘れられず,一人取り残されたような気持ちだった二乃.それでも「五人でいてほしい」という風太郎の言葉を聞いて,三玖の「違っててもいいんだよ」という言葉を聞いて,今を受け入れることができました.
てか,髪切るの!?!?!? グッズ展開とか大丈夫なわけ!?!?!?
髪を切ったことは,二乃の変化を物理的に表す象徴でもありますが,普通に可愛いです.長さちょうど良すぎ.
デレを超えた積極性
以降,二乃のツンとデレの比率はどんどん変化していき,もはやデレという表現に収まらないほど積極的になっていきます.
白馬の王子様が如く,二乃を迎えに来た風太郎.二乃はバイクで気持ちを伝えますが,どうやら聞こえていなかった模様.「聞かれなくて,むしろ良かったわ.」
しかし,二乃は風太郎のもとへとすぐに戻って再び告白します.
これは私が大好きなシーンです.
なんとか風太郎を振り向かせようと健気に努力する二乃は,本当に可愛いし,応援したくなります.恋する女の子は可愛い.
ラブ☆バケーション
映画における二乃の見せ場と言えば,そう,『ラブ☆バケーション』.これはもう,作者に贔屓されているとしか言いようがない.それはそうでしょう,だって二乃なんだから.贔屓されるのは当然.
わずか 20 秒ほどのシーンですが,二乃の可愛さを決定付けるものになりました.そのあと,風太郎に衣装を見てほしくて,ずっと着替えずにいるところも好きです.
『五等分の花嫁』は声優陣が豪華で,キャラソンが多分に使われているのも特徴的です.『ラブ☆バケーション』もそうですが,2 期 OP『五等分のカタチ』の二乃パート「誰よりも好きなの」「なりふり構わない」も二乃らしさが溢れていて良いですよね.
まとめ
『五等分の花嫁』は,登場人物たちの関係性や気持ちがゆたかに描かれた,【心の変化】を大切にした,大好きな作品です.中でも二乃の,姉妹を大切にし,風太郎と一緒になりたいと思う,まっすぐな気持ちに,惹かれました.
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