見出し画像

文系か理系か それが問題だ。 問題か? 算数の苦手度は文系の入り口なのか

国語脳で数字の答え・行方を考え、算数脳で人間や社会を考えてみる

算数と理科 の方が好きだった。100点なんか採るとやはり嬉しかったものだ。
1つしかない答えを探し当てる快感 は勉強嫌いとは異なるキャラの小中坊。
高校で中の下 に落ち着くことになる。

主人公の気持ちを書きなさい、問題点を述べなさい で点を落とす責任転嫁が理数系 への誘い水だったのだろう。なぜ国語は高得点が獲れないのだろうか。

違和感に気が付いたのは40ぐらい かな。
東日本の震災前後だと思う。 

それ以前から九九は苦手 と公言する後輩も多くみてきた。 中にはトップクラスの営業成績に君臨する者も。 大人や教育のモノサシ ってのは疑うに限る。


算数、理科の点数では結構 大きな差で勝っているのに、気持ちを述べよ問題で自分が ×  、△なのに○をもらう同級生たち。それも多数。
理数頭という誘い水に乗った思考から 数字が小さいのは なにか面白くない。

算数採点を加味した上で調整するためじゃないか なんて思っていたのだろう。
イヤなガキだ。
30数年同じ仕事に従事していることで一見 真っ当を演じている浅さ や黒いものが透けて見える。

20歳から雑誌に載せる広告文章を書かせてもらう機会を得る。
振り返ると 算数脳で書いていた。
文字数で収める、キーワードに強い言葉を捜し絶賛材料を高める。
デザインや配置が出来る際 は見られた出来の良さありき からの逆算をする。

内側から出てきた言葉を紡ぐ なんて芸当は とても出来るスキルがない。
小さなマスの広告原稿書きは文筆家には苦痛であろう。
紹介文章は理系でも全く構わない。


自分は将棋、囲碁、麻雀が好きである。
恥ずかしながら まぁまぁの部類ではなかったかな との自負がある。
いかにして勝つか を争うのである。
有効性の高い手を選択し、効率、理論を争う。
理数脳を競うのである。

これが違っていた との気付きは新鮮だった。

打ち手の生き様や人間性、これからの行き先、ここまでのストーリーを争っていたことが魅力だったのだ。
漫画やアニメで場違い や渋い題材 が数年に一度ハネるのもココ であろう。 

覚えたての初心者相手 で楽しいのもココ だ。

実はヒントは40年以上前にあった。
昭和50年代、週幾度と親父と指す将棋、駒落ちながら 2割ほどは勝てたのだろうか。
いいところまで行っても詰み を逃すと親父の反撃は凄まじい。

珍しく勝てそうだ!
あせらず大人っぽく 小学生 が敵陣深くに 待ち駒 を張る。

"それはないだろう"
たった一度だけ言われたことがある。

親父は遠吠えなんかしない。
当時は その意味が10%も分からなかった。理解度8%ぐらいだろうか。
今なら90%分かる。
敵からは堂々と攻め込んで負かせる場面まで持っていっていた ということだ。

玄庵 という囲碁の小説で スーっ と沁み入った。
算数や損得・理論で争うのではなく 国語や文学感覚での争いに惹かれていた。
だからオセロ は自分は嵌らなかったのか(笑)
オセロの面白さ は それはそれ で あるレベルまでは別の魅力なのだと思う。

勝ち負け 優劣を争うのなら それ以外のドラマを背負い合って然るべく だ。
効果や比較、判別、統計を文学的に行う ってのも乙なものではないかな。

美しい数式 なんて言葉まであるのだ。  美しい勝利も 潔くない敗北 もある。色々ある のだ。

逆もまた然るべく であろう。
社会や国語の問題点は すっきり1つの答えに集約することを目指す。
×で全然かまわない。
正しい答え が問われている問題ってのは既に解決しているものだ。
それぞれの立ち位置を明確にすること で一歩の前進 が多々あるのだと思う。

便利や進化・理論を 推し・すすめる側。
心情、風情、こころ、揺らぎ、やさしさ、不思議 さえも重視し優位に採る側。ここが たすきがけ になり絶妙のバランス を保っていたいのである。

住居やお部屋に便利さ という算数脳に加え、文学的な見どころもありますか?
少し手間をかけ、住空間に自分の一部となるような文学的な空間やポイント。

ネットに特化したDIYアイテム専門店 ディグラム

初めてのDIYなら取っ手やノブ、つまみ のリフレッシュなんかお奨めです。
芸能人さんも嵌っているテレビでよくあるプチリフォーム。

画像1

木工工具から他ではちょっと手に入らないデザインアイテムまで豊富に揃う。計算し尽くしたプロダクトが取り付く空間によって違う魅力を発する面白さ。
遊びごころ をたまには解き放さないと暮らしが退屈になりかねません。

画像2

もちろん家具制作される中級者 やプロさんも御用達。


文系、理系 の区分けは受験、就学を終えたらノーサイド という人も多いのだと思う。

文学・社会学系の経験を生かし 算数的にシンプルな答え探しをしてみる。
一つの答え捜しに躍起になっていた嗜好 で あえて答えのない文学や人間の広さ深さ に触れてみる。

令和ブレイク EXITさん のように たすきかける 時代は愉しそうである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?