英語では伝えきれない日本語が数多くある。
｜仕立てる｜という表現も、その一つ。
衣服を縫い上げる中でも、一針一針依頼主の顔を思い浮かべながら
オーダーメイドで仕上げる特別な仕事を指す際に使われる。

着丈、肩幅、首回りから胸回り、胴回り。
そして袖丈、手首回り、二の腕と１mm単位で採寸し熟練職人がオーダーメイドスーツを仕立てるような、繊細なこだわりをもって住まい創りに向き合う。

｜仕立てるこころ｜ を家づくりに用いた木の家工房

特別にあつらえた着心地の良い服のように、
それぞれの家族に寄り添う、ちょうどいい住まい。
素朴でありながら、素晴らしい機能をもつ無垢の木と自然素材。
それらは考え抜かれた設計と優れた加工技術、職人の手によって、
美しい空間に生まれ変わります。

木は家に姿を変えた後も呼吸し、住む人と共に生き続ける。
それは遙か昔から、人間の最も身近にある自然素材といえるでしょう。
その特性を充分に活かすのは、育った森の環境に近い場所とされる。
十木舎が主に使用するのは、国産の杉や桧。構造や内装、建具などの細かい部分に至るまで、すべて日本産の無垢材で仕立てます。

ダイニングとリビングにハイサイドライドを採用し空間全体の明るさを確保。天井の高さや｜しつらえ｜に変化を加え、それぞれ異なる居心地の良さに。

工房所在地は京都市。新築はもちろん、自然素材リフォーム、古民家再生など住宅のことなら何でも相談に乗ってくれる。 ブログによる最新情報も更新中。