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悲願の修復、台風21号から5年越し 大本山勧修寺

※文化時報2022年9月13日号の掲載記事です。

 真言宗山階派大本山勧修寺(筑波常遍門跡、京都市山科区)の修復工事が大詰めを迎えている。2018(平成30)年9月の台風21号で被災して以来、復旧は5年越しの悲願。本堂を覆っていた素屋根が外されるなど、徐々に往時の姿を取り戻しつつある。

 18年の台風21号は非常に強い勢力を保ったまま日本に上陸し、関西国際空港が滑走路やターミナルビルへの浸水とタンカー衝突に伴う連絡橋の破損で孤立するなど、近畿を中心に甚大な被害が出た。京都市内でも真言宗醍醐派総本山醍醐寺(京都市伏見区)や伏見稲荷大社(同区)など100以上の寺社が被災。文化財は壊滅的な打撃を受けた。

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