宗教を考える

統一教会に端を発した宗教問題があるけど、なんか宗教事態を否定する様な雰囲気があり妙な違和感を感じているのは私だけだろうか。

正月にはお寺、神社に行き、彼岸には墓参りし、お盆もするし、冬になればクリスマスもする。
日本人ほど宗教に寛容な国は、ある意味他にないと私は思う。

そもそも宗教の定義はなにか。
有形無形問わず対象となるモノを崇拝するコトではないだろうか。

そうなると私はタイガースファンだけれども、甲子園などで見るあの熱狂というのはある意味、宗教的だと自分でも思う。

お金払って応援をしてる。
プレイは勿論だが、声を枯らし大声で応援歌を歌いあの大観衆が一つにまとまる様は私の中では宗教といっても過言では無い。

別にタイガースだけじゃなくて、野球だけじゃなくて、スポーツだったり、政治だったり、ある意味、バンドの追っかけやアイドルを推すのもそうかもしれない。

宗教というより集狂といっていいかもしれない。集狂は造語だけど。

金を払う。
自分で納得し、それを買い、それが活力になるなら、それでもいいのではないかなと思う。

ただ、そこに見返りを求めてお金を払うのは気をつけた方がいい。

スポーツだって、アイドルだってなんだって、ある意味、片想いだ。
そこに価値を感じ見返りを求めずお金を払う。

他方で、煽る宗教には気をつかないといけない。
幸せになれますよ。これを買わないと不幸になりますよ。という脅迫の類だ。
コレに関しては規制をすべきだろう。

壺作りました。買ってね。はセーフ。
壺を買わないと不幸になる。はアウト。

要は対象を崇めるために自分の意思でお金を払うならいいが、対象が危機感を煽り不安に貶めるのはアウトだろう。

だからこそ問いたい。
宗教は悪なのか?

私はそうは思いません。
宗教は思想であり、思考であります。
自分の芯になります。
天涯孤独になろうとも寄り添ってくれるのが宗教ですから。

悪徳商法と宗教。
それを一緒にしてはいけない。
そこは分けて考えないといけないですね。

そんなコトをふと思い、書き留めた次第。

ほいたら、また。

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