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靴作りPJの進捗 07回(VR専門家に話を聞いてきました)

誰でもWEBで靴作りを学べる!

、、ためのコンテンツとして、個人的にはVR動画の検討をしていました。
ただTwitterで呼びかけてもVR技術に詳しい方に巡り合うことはできず、
「まあ多分、コストもかかるだろうし、なんか難しそう」
ということで保留になっていました。

しかし先日

幸運な巡り合わせにより、専門家の方にお話を伺うことができました。
結論から言うと、

VR動画の学習コンテンツは見送り。

理由

機材にクセがある

VR動画を撮影するためのカメラは数社から発売されています。
数万円で入手できるようなエントリーモデルにはまだ課題点が多く、たとえば
・本体が熱を持つため、長時間の撮影は難しい
・撮影は25分ごとに分割される。
・保存先はカメラ内蔵のストレージのみ。(SDカード不可)
・時々不安定(保存されないことがある?)
などがあるようです。

解像度は思ったほど良くない

4kモデルと言っても、VR動画でいうと360°ぐるっと撮影したトータル画素が4k(横4,000×縦2,000前後)なので、私が期待していたほどの「仮想現実空間であたかも自分が手を動かして靴を作っている感」は難しそうです。

編集、大変。

動画を無事撮影できたとして、、それをコンテンツに落とし込むのはちょっと大変そうです。
専用のソフトを使っていろいろ加工。。気軽にサクッと出来そうには見えませんでした。
編集が重いとコンテンツ提供が滞ります。

そもそもVR必要?

VRを専門にされているプロの方から
「それ、VRでやる必要があるか考えたほうがいいですね」と。

PJで考えていたのは
「靴作成者視点の動画」+「説明テキスト」の動画でした。
360°の視点移動って、、、必要ないんじゃないかな、、、と。。
「土踏まずの吊り込みのとき、こんな踏ん張った顔するんだ」とか
個人的にはちょっと面白いですが、まあ。。。

以上によりVR動画導入はいったん見直しとなりました!

むしろPJでVR導入したいと興奮していたのは私だけで、
ほかのメンバは当初から冷静で、↑に書いたようなことを理解されていたようです。
なんかすみません。笑

今後

ただ、別の用途としてVRの可能性は無限大です。
一つの大きなメリットとして、
撮影技術が(ほぼ)不要
らしいです。

細かいピント調整もなく、取りたい場所に置いて撮影ボタン押せば勝手に撮りためてくれるのであとは編集。

身近な用途としてはイベントの撮影。
みんなが集まった真ん中に置いておけば、カメラマンも不要。


あといろいろお話を伺って、お礼を言って帰りました。
今回モヤモヤしていた部分がクリアになったおかげで、より一層PJに全力で取り組めそうです。

帰り際、こんな言葉を仰っていました。

「アトムの世界が終わる」


えっ!?怖


いずれ物質世界と仮想世界が入れ替わり、
人間の生活が今とは別物になるということらしいです。

楽しみです。

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