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足にフィットする革靴とは!ZinRyuラスト(木型)に教えられたこと

ひさしぶりにnote書きます。
この興奮は書き残しておこうと思ったからです。

経緯

はじまりは、これ。

008話:遠方の方と会わずに靴木型を削る挑戦!|ZinRyu (靴師)|note(ノート)https://note.mu/futamoto/n/n013beb2d0485

私が素人採寸したデータをお送りし、木型を削っていただきました。

その後、木型は受け取ったものの私がMake Shoes Yourselfの立ち上げなど色々とあり、こちらの木型を使っての靴作成に取りかかれないままでした。。

そんな中、最近MSYの活動を通じて「自分で削った木型のフィッティング確認方法」を思いついたので、ZinRyuラストにて実験してみることに。

作り方

詳細な方法は、追ってMSYの記事に載せます。
ここではざっくりと。

張り合わせの中底に合皮の革、

月型芯を固定して

こんな感じでまとめたら、釘の代わりに接着剤でペタリ。

それだけです。木型抜いて出来上がり。

試着

さてここから本題ですが、、

なんですかこれ・・・!

足に、吸いつく。
掴まれてる。
心地良く。

特に、かかと!
こんなの体験したことがありません。
隙間はほとんどなく、全体を包み込んでくる。

続いて

土踏まずは、少し空洞がある?
と思ってたら

着地して歩いてみて驚愕。
足が、、地面から持ち上げられて、、気持ちいい。。

そうか~足が空中にある時と歩行時では当然形が違うのを計算しつくされているのか。

どんどん前に進む感じ。なんですかこれ。
すごい。

合皮なので牛革とは伸びが異なることや、アッパー部分をもう少し多く取った方が良かったなどはありますが、これでも十分木型のフィット感は確認(満喫)できました。

脱ぐのが惜しかった。
もっと履いていたいと悔やまれました。

ああ、この木型で靴作るのが楽しみです!

今回感動したのは、
未体験のフィット感ももちろんですが、このクオリティを実採寸せずにネット上のやりとりのみで仕上げたZinRyuさんの腕とセンスです。

「あとはブンさんのほうで微修正お願いします」と言われたものの、現時点では何一つ思い浮かばないレベル。
今度一足作ってみてから、何かあればトライしてみます!

さいごに

いま、趣味で靴作りをする方も徐々に増えてきています。
靴学校に通わなくても、やりたい範囲から自由に取り組むことが可能なんです。

靴作りの土台となる木型。削ってみたいと思われた方はこちらの記事をぜひご覧ください。

自分に合った革靴の木型の削り方【入門編】

それでは。

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