演技練習用脚本・30代半ば男1女1・1人演技・テーマ 病気と恋愛『女神』シリーズ1

2014年に90分くらいを想定して書いたホンより。自分で演出するのを一番楽しみにしていた(笑)シーンを練習用に短く編集しなおしました。画像は1ページのみですが、全部で3ページ(PDF)。7分くらい。

 奇妙ですが、自己の作風紹介含めて。好き嫌いはっきり分かれるタイプのホンです。演技によって最高にスーパーおもしろくなると思って書いてます。是非、試してください。何か質問があればお気軽に。シナリオを画像でアップロードが見づらくて申し訳ないです。実際にやってみる事に興味が湧いたらPDFでどうぞ。

 一つ、「健二」くんはいわゆる関西弁で話していますが、演じる方は自分のお国の言葉、イントネーションに直してやってください。もちろん、関西弁の練習がしたい方はそちらでも。柿原は東京からの「転校生」の設定なので標準語で。

「女神」

登場人物
石井健二(34)
柿原奈津子(34)

状況:石井は東京でゲーム制作の仕事をしていた。癌(最も悪い)ステージ4になり、やめた。少し前、大腸の癌は肺に転移した事が分かる。
 それをきっかけに、東京にいる(事をSNSで確認していた)小学生の時の初恋の相手、柿原(弁護士)に思い切って連絡をとった。それまで、性的な事については、風俗が気楽でいいと思っていた。
 柿原とは中学卒業式以来。小中校の9年間、数えるほどしか話したことがなかったものの、癌の為にふっきれており、割と普通に接する事ができた。

 柿原の方はリベンジポルノの被害にあっている最中でまだ犯人を見つけていない、という状態。その事情についても石井は知っている。
 癌の手術の為に実家の大阪に帰る事を柿原に告げると、思いがけず、引っ越しの手伝いに石井の部屋まで来た。

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