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サンウルブズのこと

今日、一縷の望みが絶たれて、愛してやまないチームが活動を終了すると発表があった。

SANZAARの決定を聞いた時の衝撃や痛みが薄らいで、新しいシーズンのはじまりを寿ぐことができた幸せは一瞬で過ぎ、今日の発表を受け入れる。

そう、受け入れるしかできない。

だって、ファンです、って言って応援してきたチームが「活動終了です」なんてことあった?

いや、これ言うとフォースは?チータースは?キングスは?って先にSANZAARに切られたチームを思い出すけど、チームがなくなったわけじゃない。でも、実質サンウルブズは消滅するんじゃないの。

いくつもSRのチームがある国とは違う。私たちのチームは、唯一無二の、この国のラグビーの希望だった。

このことが、自分にこんなに影響を及ぼすことになるとは思わなかった。つらい、とか悲しい、とかじゃなくて、一部をどこかに持っていかれたような感じがする。

チームを発足させるまでの苦労。

ショータ・ホリエの「俺、やるで」のことばで動き始めた選手たち。

勝てなくて、勝てなくて、それでもやっと勝った時に翔太くんやハルと一緒に祝えたこと。

カーク、ピシ神様、ミフィ、リアキにデュル太郎、フィルヨーン先生、ヴィリー、ワイクシー、デレク、クリプシーにボニたん。プライアー兄弟にトムロー、ハンサムすぎるフィル。サニーズがなかったらここまで入れ込まなかっただろう選手たちに出会えたこと。

たくやがメンバー入りすることを期待して、ファウンダーズクラブに入って、チーム発足から4年目、やっと願いが叶ったこと。たくやがスーパーラグビーでも十二分に活躍するのを見ることができたこと。

ラストイヤー、箸本くんや雲山くんが練習生に名を連ねてくれたこと。なおとぅーが学生のうちにデビューして活躍したこと。森谷くんがスーパーラグビーチームのキャプテンになったこと。

応援してきた選手たちが輝かしい舞台に立つところを見られたのも、本当に本当に幸せだった。

スーパーラグビーを毎年生観戦できるっていう幸せも、もうなくなる。

RWC2019を成功させたあの力を、どうして私たちのチームのために出してくれなかったんだろう。日本のラグビーは、国際社会でこれからどうなっていくんだろう。

コロナ後の世界で、なんとかどっかにぬるっと入り込むことはできないもんでしょうか。

最後グチになりましたが、サニーズに対する思いは強すぎて、とてもこのくらいじゃ済まないので、また続編を書きたい。書けたらいいな。と思います。

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