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M1生活ーもうすぐM2、いろいろ迷走中

あっという間に3月も終盤。
今日は久しぶりの晴天で、昼間渋谷に行ったのですが、人が多かったです。
ツーリストも多くて、ブラジルや中国の旗を持ったガイドさんに連れられて、そぞろ歩く団体さんも見かけました。
去年の今頃は、花粉症が悪化してヨレヨレになっていたことを思い出し、1年過ぎたのかー、と感慨に耽っています。
4月からはM2になります!

就職で迷走

2月頃から、授業も減るし、そろそろ働こうかしらん、なんて考えて動いていたのです。
よさそうな案件をエージェントから紹介されて、これならいいかなー、と思い、話を進めていました。
しかし!ほぼ決まる寸前で、キキーっと急ブレーキを踏みました。。。
もろもろ事情があるのですが、一番の理由は「やっぱり学業優先」てことです。
4月以降のスケジュールが出て、
「あれ、4月に集中講義が入っている!」
「あら、この授業、オンラインもあると思っていたら対面オンリーだ!」
というようなことがわかり、その上修論の構想も詰めなきゃいけないし、無理すれば仕事しながらもこなせるかも知れないけど、そんな無理する必要があるのだろうか、と自問した結果、急ブレーキ踏んでわけです。
一瞬、
「今さら断るの悪いかな」とか
「エージェントに迷惑かかるかな」とか
よぎったのですが、いやいや、大学院のことが最優先だよね、と自分に言い聞かせて、就活から撤退しました。
撤退表明した日に、区役所(支所)の高齢者支援課から、
「いきいきまちづくり推進のボランティアメンバーに選ばれました!」とのお電話をいただき、応募してたことを思い出しました。
ああ、やっぱり撤退してよかった… すっかり忘れていたよ。
修論のテーマに関わることなので、絶対やりたかったのです。
これはもう、働いている場合じゃないですね。エージェントのLさん、本当にごめんなさい、でした。

修論の構想で迷走

早いもので、毎週のゼミも8回を数え、修論の構想がだいぶ練れてきました,,,と言いたいところですが、どんどん広がって、もはやどうやって収拾するのか、まったくわかりません(泣)
「やりたいことを全部リストアップするといいよ~」と教授に言われ、
次のゼミの時にそのリストを見せたら、
「これで研究100個ぐらいできるねー」
と嬉しそうに言われました。
その中から、一番やりたいことをやるんだよ、という指導の下、自分では絞ってみたつもりなのですが、前回のゼミでは、
「うーん、これは4つ目ぐらいの研究だね」
と言われました。
4つ目って・・・ちなみに3つ目は何でしょうか?と聞きたかったです。
それでも、予備予備調査、もしくはミニ予備調査というものをちょっとやってみたんです。Google Formでアンケート作って、身近な5人ほどにやってみてもらったところ、課題が見えてきました。
構想がなかなか決まっていかないもどかしさもありますが、先行研究を調べて論文の沼の中から、参考にするものを見つける作業は、少し上達したような気がします。
文献検索のサイトはいろいろあって、心理系だとAPA PsycINFOが推奨されているのですが、私は全分野を網羅しているWeb of Scienceが好きです。
検索も絞り込みもしやすいし、掲載された学術誌の情報も載っていて便利です。
文献管理は、MendeleyやEndNoteを使っている研究者も多いようですが、とりあえず学校推奨のRefWorksを使い、かたっぱしから保存しています。
さらに、参考にする論文リストをExcel管理した方がいいよ、という先輩の話もあり、この論文のここがよかった的なリストも作っています。はあ。
あと最近リリースされた、Google Scholar PDF Readerがとても使いやすくて、PDF化された論文を読むのがグンと便利になりました!
Googleさんに感謝です♡

定年退職後の大学進学

先日、前職の元上司と元同僚と飲みに行ったのです。
そこで、まさに人生100年時代を生きる人たちの話を聞きました。
前職は証券会社なのですが、Yさんという執行役員が定年を迎えられたそうなのです。
退職後の進路はなんと大学進学!しかも文学部史学科!!
ええーー、カッコいいーーー!と思いました。
Yさんはちょっと押しの強めな、いかにも證券会社で出世しました的な(私の勝手な印象ですが)方で、定年退職したら子会社で非常勤顧問とか、関連会社で役員とか、そんな感じかと思っていました(これまた勝手な印象です)。
しかし、Yさんは何年も前から計画して、希望の大学を選択して編入試験も受けて、この4月から某私大の史学科3年生になる、とのこと。
何がカッコいいって、史学ですよ。純粋に好きなことを学ぶんだ、という姿勢に感動しました。
Yさん、現役大学生と仲良くなれるかなー、とちょっと心配されているそうで、それまたかわいい、と思いました。
そしてもう1人、執行役員ではないですが、そこそこのポジションにいたIさんも定年退職後の進路が法科大学院だそうで。
この方は某国立大の法学部出身ですが、司法試験は受けずに就職したのが心残りだったらしいです。
そんな話で盛り上がる中、私の元上司も
「俺もさー、学びなおしたいんだよねー」
と言うではないですか!
もともとシステム開発者、金融IT畑で長く仕事をしてきた方ですが、とある出来事から心理学に興味を持ち、それ系の本を読みだしたらおもしろくなって、そこから宗教、哲学とどんどん読書の幅が広がったそうです。
そんな元上司のEさんに、「もし仕事辞めて大学に行くとしたら、何を勉強したいですか?」と聞いたら、
「哲学かな」
だって。
論語にすごく惹かれているんだそうです。
これまた、カッコいいーー、と思いました。
ま、私の「カッコいい」基準なんてどうでもいいのですが。
Eさんは昨年定年になられたのですが、そのまま会社に残り、お給料は半分ぐらいになっちゃったけど、以前と同じくらい働いていらっしゃいます。
いつか好きなこと学べる時がきますよ!!と励ましました(どんな立場だよ)
哲学の話から、Eさんが故オシム監督の言葉が哲学的だ、と熱く語り出し、つられて私もブルース・リーについて熱く語ってしまいました。
私が一番好きな言葉 ”Be water"の話をしたらEさんは
「こういう話が好きなんだよぉ」と喜んでいらっしゃいました。よかったです♪
いろいろ迷走中ですが、学ぶことの多い3月です。

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