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月曜はいつも本調子じゃない

生活していく上で労働は必要だ。研究やそれにまつわる仕事は好きだし、やりたい仕事は選べている。けれど、その気持ちだけですべてが動くわけじゃない。ひとたび休日を経てしまうと、平日はやはり休みたくなるものである。土日を思いっきり楽しむようにしていると、月曜からの労働に対して相対的に憂鬱になってしまうもの。それでもなんとか自分を奮い立たせるために、いくつか施策を打っている。

静寂の出勤前
身支度を済ませてから出勤するまでに必ず5分間は確保して、ソファに身を委ねるようにしている。やっぱり朝はのんびり過ごしたい。この5分間は精神統一とも言え、これから仕事に向かうための気持ちを整える時間になる。ただ、何かを考えているわけではなく、心を整えているのである。

得意科目は細切れ睡眠
日曜の夜は早めに寝ようと思ってもなかなかそうはいかず、月曜の朝は睡眠不足になりがちなのだ。通勤電車内で立ちながら寝て、それから会社に向かっているし、昼休みには大抵職場のデスクに突っ伏して寝ている。15分〜20分程度の睡眠なら、細切れでもかなり疲労感が抜けるし、寝すぎた罪悪感も少ない。

退勤後のラウドロック
会社から最寄り駅まではバスが走っているが、仕事に熱中した熱を冷ます意味でも、あえて徒歩で移動する。その際、自分だけの世界に入り込むために、迷わずイヤホンを付けて音楽をかける。心身ともに疲れているから、ニューエイジのような優しい音楽を欲しているかと思いきや、ラウドロックの方がむしろ身にしみる。身体の中に溜まっている毒素を中和したいという思いよりも、活力を出し切って何も残っていない身体に新たな息吹をもたらしたいという渇望が強いのだろう。Bring Me The Horizon の『That's The Spirit』や Linkin Park の『Meteora』には非常にお世話になっている。

ソファに身体をあずける
チューナーレステレビで Spotify をかけながら読書する。たまにスナック菓子を頬張ったり、大好きなキレートレモンを呷ったり。ただ、音楽を聴いているだけなのに、そのミュージシャンを象徴するような写真をテレビ画面の一面に広げてくれる Spotify は優秀だ。雰囲気だけで気分はとっても贅沢になる。

最近は Twenty One Pilots の『Heathens』をよく聴いている。
ライブ音源を聴いてから、独特の魅力に取り憑かれた。

最高の月曜日で一週間はキマる
始まる時は「嫌だなあ」と感じていた平日も、月曜の夜には「せっかくの一週間だし、やってやろう」と前向きに思うことができる。多分これから先も月曜日の朝は憂鬱になり続けると思うけれど、月曜の一日をかけて立て直すことができれば上等だ。

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