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友達が京都に来たら、絶対連れて行ってあげたいサロン

今年の六月。

東京にいる同期が京都へ遊びに来た。

京都に来てまだ三ヶ月も経っていないが、

絶対に誰でも知っていそうなお店に連れて行ってあげたくないので、

真剣にツアーを考えていた。

自分が暮らしている場所へ遊びに来た友達が好きそうなお店を探したり、一日の流れを考えたりすることがすごく楽しいよね。

しかし、三ヶ月で積んだ経験がやはり全然足りず、

川口葉子さんの『京都古民家カフェ日和』という本の力を借りた。

たくさんの素敵なお店が紹介されていたが、

「○間-MA-」というお店のページを開いた瞬間、

「ここだ!」とすぐ決断した。


○間-MA-

時間を愉しむ日本茶空間

茶の湯の心に倣いつつ、満たされた時間を過ごしていただける。
現代の茶室のような空間を大正時代に建てられた元炭問屋に。
「継ぐ」をテーマに、建てられた当時の形に一度戻し、それから現代に適したアイディアを加えてセルフリノベーション。

お店は東寺のすぐそばにある。

お店のInstagramをフォローしたところ、1500ぐらいの投稿数に驚いた。

よく見たら、お店のアカウントは毎日東寺の写真を投稿している!

だから投稿数がこんなに多いんだ。

本当に東寺を愛しているお店だよね。

私はいくら大堰川を愛しても毎日写真を撮ることができないな。

今度またお店に行ったら、聞いてみたい。東寺の写真を毎日投稿する理由。

理由なんかないかもしれない。


お店の入り口

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お店のレジ

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格好良すぎた。


そして、私はこれを見た瞬間、感動した。
二十歳になって、初めてウィスキーを味わいた日の感情と一緒。

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これ、!これだよ!
北海道で昭和シリーズのキットを買って、作っていたお茶専門店にもあった。
作りながら、いつか本物を見てみたいなぁと思っていた。

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いきなり本物が目の前に現れて、感動したよ。
このお茶箱の年齢も今度聞いてみたい。


私たちは事前に予約して行った。
そして、あの日のあの時間帯に私たちと店員さん以外、
誰もいなかったので、貸し切りだった。

私たちが座っていた席

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凛とした一輪の紫陽花。
千利休と豊臣秀吉の逸話のひとつ。【朝顔の茶会】を思い出す。

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お茶葉の標本、素敵。

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築約100年の京町家をリノベーションして利用。立派な壁。

インテリア

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お食事とデザート

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全てが美味しかった。

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玉露のお茶漬け。

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お茶をかけて食べるお菓子は初めて。

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この湯呑がとてもほしかった!!お店の売店に売っていた。

お茶の香りを持って帰る

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いろいろなお茶の香りがあって、
私は玉露お茶漬けを食べたから玉露を選んだ。
長時間パソコンの前に座った時に使っている。
自分がいる空間にワンプッシュしてリフレッシュできる。
香りは自分でブレンドすることもできるらしい。
今度やってみたい。

元々東寺に行くつもりだったが、

結局お店に二時間以上いて、時間が足りなく行かなかった。

本当に時間を愉しむ日本茶空間だった。

お店に音楽が流れていなく、

器をテーブルの上に置いた時の音、

お湯を沸かしている音、

急須の蓋を開けた時の音、

店員さんがお茶を作る音、

お茶を飲んでいる時の音がBGMになっていた。

こんな良い空間と出会えることに感謝したい。

一緒に心地良くこの空間で時間を過ごした友達にも感謝したい。

お店に対して、まだ未知が多くて、近々また行きたい。

以上、友達が京都に来たら、絶対連れて行ってあげたいサロンでした!🍵

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