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人生に大切なことはすべてハイカスケードスノーボードキャンプから教わった

峰の原高原リゾート、ついにグランドオープンです。

この峰の原高原リゾートはハイカスケードスノーボードキャンプでお世話になった猪狩さんが手掛けるスノーリゾート。

ハイカスケードスノーボードキャンプ(HCSC)では、常にキャンパーファースト。いかにキャンパーを楽しませるかが優先タスクなキャンプだったなと。安心安全でスタッフが全員楽しんでいたから自ずとキャンパー全員が楽しんでいた。

そんなハイカスケードスノーボードキャンプのDNAを引き継いだ峰の原高原リゾートは間違いなく皆がワクワクするリゾートになると確信。

じゃあ、ハイカスケードスノーボードキャンプってどんな感じなのってことで。

僕が初めてオレゴンのハイカスケードスノーボードキャンプに行ったのは高校生の時。(時間が経つのは早いものでもう20年以上前のこと)
この経験がのちの出会いと人生に大きく影響を与えるとは。。

中学二年生の時に家族旅行でスノーボードを経験してからドップリとハマってしまった。当時はネットにスノーボードの情報なんて無い時代、スノーボード雑誌が擦り切れるまで読んでいた。頭の中はず~っとスノーボード。

車が無かった高校生時代、金曜日学校が終わってから友達と上野駅で待ち合わせして山に行く。宿泊はスキー場の無料仮眠室という今考えるとハードなスノーボードライフをしているなか、アメリカのオレゴン州に万年雪で毎日整備される綺麗なハーフパイプがあると聞きつけ勇気を出してハイカスケードスノーボードキャンプに参加!

一人で海外に行った事もない英語も喋れない(ハローとソーリーのみ)高校生が不安に入り乱れながら勇気を出して行ったこのキャンプがのちの人生に大きく影響を与えたとは!

※この経験から、人生が終わる頃に後悔するのはやった事よりやらなかった事だと認識する。

今でもよく覚えている人生初のメインランド、オレゴン州ポートランド国際空港の空気感。空からの光が入る開放的な通路に独特な柄のカーペット、冷房が効きまくっている空港、アメリカ人だらけ!って。
右も左もわからない不安だらけの高校生は迎えに来ていたハイカのプラカードを持ったスタッフを発見して一安心。

ここから経験したこともない別世界が待っていた。。
狭い日本で暮らしていた高校生。基本ルーティンである家と学校の往復だけの世界から異次元の世界へ。
ハイカは全てが驚きの連続で興奮状態。まず日本では全然見た事がなかったクッソでかいDodge Ramのバンでガバメントキャンプへ。見た事もないデカいキャリアにスノーボードケースとスーツケースをワイルドに積んで。これがアメリカなのか、、と道中、外の景色だけしか見ていなかった。車に興味を持ちはじめ、行き交う車の後ろのモデル名プレートを見て覚えていった。(※この経験から人生で最初に買った車はアメ車になった。)ガソリンスタンドで3年バイトして、来た車の車種を全部覚えた。

他にも驚いた事がたくさん!アメリカなのに日本車が多くて驚いた事。赤信号なのに右折出来て驚いた事! ロイドセンターのフードコートでコーラのLサイズを頼んだらバケツなみの大きさで片手で持つ事が出来なくて驚いた事!! トイレの個室は下が大きく開いていて落ち着かず驚いた事!!! 見たもの経験したもの全てが驚き!!!! まさにカルチャーショック!

今考えてみるとキャンプ内容も本当に濃かった。脅威のリピート率を実現させているのも今となってみればうなずける。全体を通してのキャンプで感動を覚えて、またこの体験を味わいたいとキャンパー皆が思うから!スタッフも元キャンパーの人も多く楽しみ方も楽しませ方もわかっている。(※就職後、営業職に就いた私は、ある日突然 "ハッ!" とハイカを思い出し、ホスピタリティの本、リッツカールトンやディズニーランドの本を読み漁る)
猪狩さんのハイカスケードスノーボードキャンプってサービスを超える瞬間なんだよね。

一日24時間じゃ足りない!と思ったのもこの時。夜の9時まで日が暮れないっていうのも後押しして。山を降りてからのアクティビティやビデオクリニック、適材適所の人員配置で一人一人個性の持ったスタッフ達。ハローしか喋れない僕はスタッフが英語でアメリカ人と会話しているのに驚いた。なんて凄いんだろう!って。英語が話せると世界の人に想いを伝える事が出来るんだ!と。。(※この経験から大学卒業後ポートランドに留学。)

高校生から大学生までの多感な時期に青い空に美味しい空気の中で普通に生活していたらあり得ない沢山の体験と発見をここハイカスケードスノーボードキャンプで経験できた事はお金で買えない一生の宝物。宿泊地、ガバメントキャンプではその年々で流行りものがあって、例えば、パチカとかヨーヨーとかがガバメントキャンプで流行ってた。それを日本に持ち帰って早速高校で披露していた私はちょっとしたヒーロー。何それ、すげー!って。食べられるヒマワリの種をお土産に友達にあげて驚かれたり。
本当に経験はプライスレス。

ハーフパイプがバッチリ整備されていて滑ったあとのアクティビティも充実していて本当に楽しい経験ができた。特に記憶に残っているのがラフティング、オレゴンコーストでのサーフィン、ダウンタウンでのショッピング、吉田ソースの吉田潤喜氏の大豪邸、トリリウムレイクに星を見にいくアクティビティは今でもしっかり目に焼き付いている。空を見上げると夜空一面星だらけ、眩し過ぎ、流れ星も流れ過ぎ。

世界に住んでいる人同士が一人の誰かに逢う確率は限りなく0に近い。さまざまな出逢いがあり人生は進む。この奇跡ともいえる確率で出逢ったもの同士ワウワクする体験をハイカスケードスノーボードキャンプで出来た事は何ものにも代え難い財産です。現在はポートランド留学で知り合った女性と結婚して一男一女に恵まれる。(※ハイカに参加していなかったら出逢う確率は限りなくゼロに近い)

猪狩さんの企画力があってのハイカスケードスノーボードキャンプでとても感謝している。ポートランドに留学していた時、ガバメントキャンプに遊びに行っても暖かく迎えてくれて本当に感謝している。みんなイガリンって呼んでるけどイガリンなんて当分呼べそうにないな、、猪狩様。

そう言えば、こんな感じのお礼の手紙を書きたいなーと、ずっ〜と思ってたら2年前、逗子でまさかの再開! また暖かく迎えてくれて、ゆっくりお酒も飲め、ずっと言いたかった事が言えた。(※想いは現実になる)

峰の原高原リゾートでまた新しいストーリーが始まりそうです。

みなさん是非、新生「峰の原高原リゾート」へ!

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