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互恵関係

「世界は互恵関係。

 たくさんの人に助けられ、

また、私という存在も、

知らないところで誰かを

助けている。」


 少し前に読んだ本の一節です。


互恵関係。

言い方を変えると、

・三方良し

・ウィン-ウィン

などでしょうか。


 要するに、「みんな良い感じ♬」



 改めて思いますが、人は一人では

生きられません。


 集団生活をする生き物です。

その中で、様々な恩恵を受けて、

生活しています。


 ただ、良くも悪くも、人は慣れます。

慣れると、感謝することを忘れ、

当たり前だと勘違いします。


 ここを注意しないといけないです。


 目の前にある当たり前の光景に、

「どんな感謝があるか?」、

改めて、考えてみたいものです。



 さて、「互恵関係」について。


 私が、世界に、社会において、

助けていることは何だろう?

ちょっと考えてみます。


 世界、社会...というと、規模が大きくて

イメージしづらいかも知れませんね。

では、

・家族の中

・会社の中

・友人や知人の中

とすると、どうですか?


 さらに、今言ったシチュエーションに対して、

・自分ができることは、何だろう?

と考え、加えて

・目の前の人が、喜ぶことは何だろう?

と、考えてみます。


 ここまで具体的にすると、

ある程度、イメージできませんか?


 そして、こう考えてみると、

そこまで身構えなくても、

「出来そうなこと・できていること」が、

結構あることが分かります。


 肝心なことは、

・人に対して、自分ができることは、

実はたくさんある。

ということ。


 程度の差はあるかも知れません。

「こんなことくらい」と思うかも。

ただそれは、あなたの主観です。


 どんな些細なことでも、

相手にとっては、本当に嬉しく、

ありがたいこともあると思います。


 実際、私も抗がん剤治療中に、

看護士さんから、

「終わったら、何を食べに行く?」と

聞かれ、陰鬱な気持ちが和らいだことを

今でも覚えています。


 ちょっとした言葉でさえも、

当時の私には、気分がまぎれ、

とても楽しい気持ちになりました。

 そこにどんな価値があるか?


受け取る人によって、違う興味深さが、

そこにあります。


 自分の素晴らしい価値に気づき、

毎日に感謝して生きていきたい。


 誰かの役に立っていることに

誇りをもって生きる。

そう思いました。


 改めて、質問です。


 目の前の人を喜ばせるために、

あなたができることは、なんですか?


最後まで読んでいただき、

 本当にありがとうございました。



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