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「癌」を「願」に変える

 2024年の9月で10年。


 私が、根治不可のガンと診断されて、

経過した時間です。



 時間は、意識しないと本当にあっという間。

「何事もなかったかのように」過ぎていきます。


だけど、私にとってはそもそも、


『今日まで、生きてこられたことがキセキ』です。


ただただ、感謝しかありません。


 でもね、この「生きていることがキセキ」なこと。

私のように病を患っていようがいまいが、

みなさん、当てはまります。


 だって、

「明日、私は100%生きています」と断言できる人は、

誰もいないから。


・明日はもちろん、私は普通に80歳くらいまで生きるでしょ


 と、根拠はないけど自信を持って言える方は、

あるいはいらっしゃるかも知れない。


でも、そこに「確かな根拠」はありません。


 だって、1分1秒先の未来だって、

人には予測できませんから。


 だから、感謝する。




 私がガンになって数年経ったとき、

息子とこんな会話をしました。

息子:パパの病気はなに?

私:ガンだよ。

息子:ふーん。

会話終了。(笑)


 と思ったら、しばらくして、

息子:ガンて、「願」て(漢字)書く?

私:(おぉー!素晴らしい!)そうだね。

 ありがとう!



 息子よ💛なんてステキな漢字を当ててくれるんだ!


そうだ!

 私は、生きていることがキセキのがんサバイバー。

見えない未来を憂うより、

『癌を願に変える』がんサバイバーで居続けよう!


 癌になったからこそ、

・こんなことがやれた!

・こんなことに気づいた!

と思える、

 そんな人生を歩いていこう!と決めました。


息子の勘違いには感謝しかありません。




運命は、常に面白そうにしている人に味方する。


起こってしまったことは、すべて「味わう・楽しむ」で良い。


 私がガンになって10年。

改めて、気づいたことです。



 昨日は2024年3月11日。東日本大震災から13年。

この日に、不意にこのことを思い出して書けたことも、

何か理由があると思います。


・生きていることに感謝

・当たり前なことは1つもない

・目の前の人を喜ばせよう

・今を味わう


 なかなか。。。できない時もありますが(汗)

声に出して、自分に聞かせています。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


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