3分で書いた詩

胸にスマートフォンを抱えながら眠る時、
それを現代の祈りみたいだなと感じる

明滅がシグナル、才能と夜光虫
何も出来ない弱者が祈る違いと、他人の心に居場所を占拠するのが愛情

祈りの代わりに「死にたい」と誰かが言う声が
何も変わらずに回線の中に、美しくこだまする

人の祈りは美しい、いつも
死にたくなるほどに

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