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【Act.8】面接で落ちる人の特徴とは?

2月の後半から3月になって、就活向けの記事のアクセス数が増えてきてるんだけど、毎週100人くらいの就活生が俺の記事を読んでくれるんだよね。
でも残念なことに、俺の記事を全部読んでも内定の確率はそこまで上がらないんだよね。

てかさ、ES(エントリーシート)通過しても、面接では簡単に落ちちゃうことってない?

面接官と仲良く話せたのに落ちたとか、緊張しすぎて上手く話せなかったとか、いろんなパターンで落ちることがある。

だから今回は、面接で「勘違いしてるけど、実はここ意外と大切なんだよ!」っていうことについて書いていくよ!

就活のスキルはビジネスでも使えるから、たくさんの失敗と成功を経験して、自分の中で積み上げていくといいと思うよ!

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1.企業研究が甘い

多くの就活生は、就活を「スペック競争や経験値のゲーム」と勘違いしてるんだよね。

でも、社会人の立場からすると、学生のスペックや経験に興味をはそこまでないんだよね。

例えば、留学してて英語がペラペラだったり、体育会系で根性があるとか、「おお、すごい子が来た!」って思うことはあるかもしれないけど、アルバイトや学部の勉強で競い合う人たちは大体同じように見えるんだよ。(ただし、技術系の場合は専門の知識が重要だから関係ないよ)

それよりも、気になるのは「本当にこの会社に入りたいの?」ってことなんだよね。
だってさ、入る気ないのに受けに来てるってさ、態度次第だけどそれが如実に分かっちゃうと感じ悪いじゃん?笑

多くの学生はこの点を勘違いしてるんだよね。

恋愛で例えると、就活面接はこんな感じでつまずいてる学生が多いんだよ。

・付き合ってください!
・可愛いから好きです!
・僕は総合商社のエリートです!( または僕は今こんな仕事をしててエリートです!)
・僕は筋トレ頑張ってて胸筋ムキムキです!
・え?どこが好きかって?うーん、見た目です! (え?ムキムキより細身が好きなの?ガーン)

自分自分になっていて、相手の企業のことを研究していない学生は非常に多いんだよ。

見た目が好きってのは看板商品が好きってのと大して変わりないし、売れていないマイナー商品が好きってのは相手の爪の色が好きって言ってるのとあまり変わりないんだよな。

どこを好きになるか、何を見てその企業を志望するか、というのは意外と大事なんだけど、学生の場合は「ガクチカ」に意識が行ってて、この部分が疎かになってる人が多いんだよ。

100社近くエントリーしてたら企業研究の時間が足りないとは思うけど、「彼を知り己を知る」という言葉がある通り、相手を知らずに自分勝手な面接をしてるとやっぱり落ちやすくなっちゃうんだよ。

一言で言うと、「ご縁がなかった」ってことなんだ。ただ、裏を返せば、自分のせいでそのご縁から遠ざかってしまったってことにもなるんだけどね。

2.志望動機の熱意が弱い

前述の企業研究とも関係してるんだけど、
「本当にこの会社に入りたいの?」ってことが面接官に伝わらないと、

あなたよりも「入りたいです!」って強く訴えてくる学生の方が受かりやすいのは間違いない。

熱量の有無ってのは、相手を動かす最後のキーポイントだよ!

冷めた人間には、人はなかなか動かされない。

(呪術廻戦より)

もちろん、「御社に入りたいです!」ってだけじゃ駄目だ。

入りたいなら、きちんと企業研究もしてきてるはずだし、話す言葉にも本当に入りたい理由を納得できる論理があるはず。

言動の一致が大事なんだけど、多くの就活生はただ言葉を並べてるだけで論理的な展開もなく、熱意も伝えられてない。

そして、それは一次面接のような礼儀作法や雰囲気、話し方など基本をチェックする場面よりも、最終面接のような役員クラスと会った時により重要になってくるんだ。

最終面接で落ちる人は、緊張が原因かもしれないけど、熱意を感じないロボットみたいになってるから落ちるんだよ。

「論理」×「感情」の最大化ってのが俺との合言葉でよろしくね!!!!

そもそも、エントリーシートが論理的に書けない学生は、面接でも論理的に話せるわけがないんだけど、感情の方も非常に重要な要素。

これは仕事をする際も同じ。俺からの遺言として脳裏に刻んでおいてほしい笑

3.話し方、雰囲気が微妙

1と2は本当に重要なポイントだけど、実は見た目や話し方がちょっとおかしい人は熱意も何もない。

見た目についてはスーツの着こなしや髪型について、以前の記事で触れた通り。

話し方については、変に小刻みに横に揺れながら話す変な人とかいるけど、そういう人は緊張でじっとしていられないタイプだから、身振り手振りを加えるといい。

手を膝において横に小刻みに揺れてる人を見ると、こっちまで共感性羞恥に引っ張られてしまうから、身振り手振りを自然に取り入れて、自然さを高めてみて!

それと、緊張するのはわかるけど、言葉遣いとかあまり気にしない方がいいよ。敬語ができないとか、そんなに気にする必要はない。

ら抜き言葉やタメ語は使わないようにするのは当然だけど、面接では敬語の使い方に神経を使わなくていい。
むしろ、もっとカジュアルに話した方がいい。

話し方は本番で矯正するのは非常に難しいから、それは練習の段階で修正すべきなんだ。

面接という本番では、「親しみやすくて論理的」であることが最優先だよ。だって対話なんだからさ!

だから、言葉遣いに神経質になって面接官との距離感を詰められないのは逆効果だと俺は思う。

俺も新卒~若手時代は新規営業の時に真面目で堅い営業トークをしていたけど、今では割と気さくにおしゃべりする感じでやってる。
それくらいの方が相手に熱意が伝わって案件が前に進むんだよね。

「店員さんに上から目線でタメ口な彼氏は嫌だ」というのと同じで、敬語は使うけど、

「気さくな店員さん相手にキョドらず気さくに話せる彼氏はGood!」というのと同じで、勇気を出して気さくに話すことを心掛けよう。

ここを日和ってしまう就活生は多いけど、そうなってくると緊張しないで話せる学生にはいつになっても敵わないよ。

「陰キャな自分にはムリ~~~」

いや、出来るよ!!!
今は自信が無いだけでメンタリティーの問題だから、自分の殻を破れるかどうかなだけだよ。勇気を出して、思い切って気さくに話すことを心掛けよう!!

それで落ちるのは、論理が不足しているからだ。


おわりに

日本人は論理的な部分が不足していると言われている。

最近、たくさん就活生のエントリーシートを読ませてもらってるけど、早慶でさえも絶望的に意味不明な日本語だし、単なる文字数を稼いだだけの無意味な文章を量産していてヤバすぎる。

キャリアセンターとか、OB訪問とかして見てもらってるんだよね??
内定者のESとかネットで見て書いたんだよね??
全く別物なんだけど・・・。

前に、しっかりとしたESを書いているのに通らないというコンサル生がいてさ、でもその子、10社程度しかエントリーしてなかったんだよね。

だから、「ESはまずしっかり書けてるから、今すぐ50社にエントリーしてみて!!!」とアドバイスしたら、一気に持ち駒が増えたんだよね。

でもこれってレアケースで、最初からしっかりとしたESが書けている学生はほとんどいない。

だから、まずはESで論理的な思考を身につけて、その次に面接ではその論理に感情を加えるという王道スタイルで頑張ってほしい。

感情面の戦いは難しいものだけど、俺自身もスーパーマンではないから、「論理」×「感情」のバランスをどう取るかいつも考えてるよ。

アナタも「論理」×「感情」の最大化、これを意識して就活を進めていこう!

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