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俺は数字のことしかわからん 〜ドラマ「ノーサイド・ゲーム」が教えていること〜

ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。


日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」

池井戸潤氏の原作、ダイヤモンド社より発刊されている同名の物語が、

毎週日曜の21時〜 テレビでドラマ化され放送中だ。

詳しいストーリーなどは説明しない。

面白いドラマなのでぜひ。



主人公の君嶋がこう言う。

「俺は数字のことしかわからん」

一方、ラグビー部員たちは会社の数字などまったくわからない。

というか、彼らはラグビーが仕事であり、経営が仕事ではない。

ラグビー部員たちがいちいち「数字」で物事を考えていたら、

強くなんてなれない。


この構造は、ビジネスでも同じだと考える。


例えばフリーランスでビジネスをしている人。

いちいち「数字」で物事を考えていたら、身動きが取れなくなる。

クリエイティブな発想も生まれなくなる。

数字は確かに嘘はつかない。

でも、事実しか教えてくれない。

未来の答えは教えてくれない。

だから数字なんて気にしないで、好き勝手にやればいい。

ただし、その場合は近くに必ず「数字」を見る人を味方につけておくこと。

例えば税理士、あるいはコンサルタントなど。


大企業でもそうだろう。

経営トップが数字に強いことは大事だ。

とても大事だ。

でも「数字だけ」の経営者ではイノベーションが起こらない。

衰退する。

数字なんて気にしないで、好き勝手にやればいい。

そんな経営者の方が面白いものを生み出す。

ただし、その場合は近くに必ず「数字」を見る人を味方につけておくこと。

例えば経理部長、あるいはコンサルタントなど。


このバランスが、最もビジネスがうまく回る。

そうは思いませんか。


数字なんて知らん。


数字のことしかわからん。


この2者がタッグを組んだとき、ビジネスはうまくいく。

きっとあなたの仕事も。

そしてあなたは、どっちの立場で仕事をする?



<最後までお読みいただきありがとうございました>

こちらでまたお会いしましょう!


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