ビジネスパーソンの皆さん、絵を描きましょう。
ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。
本日はお台場にある某企業。
問題(課題)解決のための分析思考研修。
タイトルだけ見ると、難しそう・・・?
私よりも優秀なコンサルタントさんたちはきっと、
MBAを取得するために学んだフレームワークや
海外の事例などを豊富にご紹介するのかもしれない。
それはそれでひとつのやり方。
しかし私はそうではない。
というか、そのような(↑)研修はできない。
そんな難しいこと、私自身が知らないから(笑)
ではどのような研修をしているか。
本日、私が参加者にお願いしたこと(やっていただいたこと)は、
これだけです。
絵を描いてください。
「??」
この記事を読んでいるあなたのそんな反応を期待してしまいます。
いったいどういうことか。
私たちはいわゆる論理思考や問題解決をするとき、
整理や論理構造を作ることを行なっています。
それはすなわち、頭の中で絵を描くことと同じです。
ただ、頭の中で絵を描くと言われてもピンと来ないでしょう。
だから、実際に余白に絵を描かせるのです。
例えばこんな。
シンプル。
でも、よくみてほしい。
論理思考や問題解決のセミナーや書籍には、
たいていこのような「絵」が登場しないだろうか。
私はビジネス数学の立場なので、写真のようなスコアリングなどもさせます。
がしかし重要なのはそこではありません。
している行為が「絵を描くこと」だということです。
もちろんその描き方を研修では指導している。
中学生でもできます。
簡単。
「じっくり考えてみてください」
「ちゃんと考えてください」
そうお願いしても、参加者はうーんとうなるだけでどうしたら良いかわからない。
ところが、
「絵を描いてみてください」
そうご案内すると、不思議なことに筆を動かすことができます。
そして強制しなくても、頭も動かしてくれます。
面白いですよ。
本当に不思議。
だから私はこのような思考系の研修では、
「絵を描く」ことを教えている。
おそらくこの研修は、
頭キレキレのコンサルタントさん(笑)にはできないかもしれません。
指導の仕方があまりに目線を落とした低レベルのものだからです。
しかし、そこは重要ではない。
参加者が問題解決するために必要な「行為」ができるようになるのなら、
指導の仕方なんて、何だっていいのです。
何でもアリ。
このエッセンスは、いずれ某大手出版社からビジネス書になって世に出る予定です。
その前に、まぐまぐのメルマガ授業やこのnoteの特別授業でもご紹介しようと思っている。
それはいずれということで。
ビジネスパーソンの皆さん、絵を描きましょう。
思考力を鍛えたければ、
問題解決したければ、
絵を描きましょう。
だからいつも、真っ白な余白を持っておきましょう。
仕事がデキる人がノートにこだわったり、
メモの取り方にこだわりがあるのは、
やはり理由があるのです。
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