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一人勝ち(WTA)を創るプラットフォームビジネスにおける『ネットワーク効果』について

こんにちは。事業計画研究所です。

以前から少しシリーズ化していますが、プラットフォームビジネスについて記載してきました。

マガジンも作成しまとめてみましたので、ご興味ありましたら是非お立ち寄りくださいませ。

さて、本日はプラットフォームビジネスについて何故ここまで論じられるようになったのか、また多くの企業が興味を持ち参画してきたかの所以とも言える内容について触れてみようと思います。

WTA(Winner Takes All):一人勝ち

こちらのタイトルにもつけた“一人勝ち”と称されるほどのプラットフォームは他社を引き離すほどの仕組みをもつことがあります。

一人勝ちをもたらす要因として、根来龍之著のプラットフォームの教科書において下記が挙げられています。

一人勝ち(WTA)をもたらす要因

▶先発優位
▶規模の効果(収穫逓増)
▶特殊市場(ニッチ市場)の規模と独立性
▶ネットワーク効果
 サイド内ネットワーク効果
 サイド間ネットワーク効果
▶マルチホーミングのコスト

その中でも分かりやすく大きなポイントとなるのは『ネットワーク効果』であると筆者は考えています。

ネットワーク効果

ネットワーク効果とは、利用者が増えるほど製品やサービスの価値が上がることを意味する経済原理のことを指しています。

近年の場合、YouTubeなどもこの事例の一つとも言えます。

動画として発信する人と、それらを見る人がいて初めてこのYouTubeというプラットフォームは意味を為します。動画を発信しても見る人がいなければ意味をなさず、逆もまた然りです。

『見る人がいるから発信する人が集まる』だけでなく、『発信する人がいるから見る人が集まる』という、両方の側面から人が増加することによりYouTubeというプラットフォームは更なる価値を持っていくというものです。

利用者が増加することは、プラットフォームが急速な成長を遂げる上で必要不可欠の要素の一つともなります。詳しくはまた別の記事でも触れてみようと思います。


何か気になることや、知りたい事がありましたら、是非コメントで教えてください。お気軽にお待ちしております。


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