2021/06/16 継続可能な稽古場

月に2回程度、公演を前提としない稽古の場をやりたいと思いました。

今日が1回目。その反省。

18:30開始。参加者は3名。某WSでやってた(らしい)某ボディワークを3分×3組でやる。

小林さんの戯曲集から「銀河鉄道の夜のような夜」「読書対決」をペアを変えながらなんとなく立ってやってみる。
→読書対決をコントではなく、演劇のテキストとして扱って「どうやったら相手に勝てるか」を考えつつ、見てるお客さんにどっちが勝ったかジャッジしてもらおうみたいな試みをやる。
→勢いで戦うか、言葉の内容で戦うかでアプローチが違うかもね。という気づき。

参加者の方が次回出演する芝居の台本を、他の俳優がやってみて、どんなアプローチをするか見たい。
→演説なのか、マイクパフォーマンスなのか難しいね。すべての言葉を届ける必要はないかもしれないね。人を惹きつけ続けるために、緩急は必要だよね。みたいな話。そこから、海外の政治家、スピーチうまいよね。。みたいな話。

反省点は
・そのテキストをつかって何がやりたいのかを明確にする。ただ経験としてやってた方がよさそうな岸田とか、シェイクスピアとかをやるなら「はい、やりました」でもいいかもだけど。

・ボディワークも狙いを考えてやる。身体つかうとなんとなく満足度高いみたいになってしまうから、余計にまずい。アップじゃなくて、まぁ、なんのために?ってとこは明確にした方がいい。

みんな、遠くから参加してくれてほんとうにありがたい&申し訳ない。どうせならこの先も稽古場代はわたしが出すので、交通費と時間が許せばきてくださいみたいな場にしようかな。いい場所は借りられないけど。
みんなそれぞれ自分の課題をもってきて、そこにいる人で手助けして解決?できなくても、一緒に考えるみたいなことをしたい。しかし、自分の課題、興味、やりたいことを持ってきてくださいっていきなり言われてもなかなかハードルが高いのも感じている。ので、しばらくはわたしの苦手なことをわたしの時間で、手伝ってくれる人と、いなければ一人でやろうと思う。

劇団の基礎稽古とかって、そこの劇団に関わりたい人が、そこの集団や演出家の方法論を訓練するんだと思うんだけど、小川メソッドなるものはなくて、というかあっても自分以外の俳優にとっては何の役にも立たないと思う。演技トレーナーとかを呼ばないのは金銭面もあるけれど、結局、自分で毎日実践できるトレーニングは自分で作るしかないと思っているし、人にジャッジしてもらうのではなくセルフジャッジできた方が楽しいと思うから。

引き続き6月はラーメンズと、岸田もやろうかな。
来月以降は人が来たら岸田とか、人数少なくてできるものを。来なかったら三月の5日間を一人でやろうかな。モノローグだし。
それにしても、こういうのを演出家は毎回ファシリテートしてるんだなー。そりゃあ、場を作れるようになるね。

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