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ひと夏を全力で駆け抜ける、エッチしたいと鳴き叫ぶセミについて

夏は色々考える時期。

例えば、夏休みの宿題が終わらなかったり、夏祭りを一緒に行く友達がいなくて孤独を感じたり、可愛い子を誘えない自分の不甲斐なさに悲しくなったり。楽しいことが多い夏だからこそ、その夏を心からエンジョイしきれない自分に対してやるせない気持ちになる季節という感じ。

夏休みに入ると人に会う機会が減って、1人で「自分はどうして生きているんだろう」とか考えることもたまにはある。


そんな夏の風物詩といえばセミ。あの毎朝やかましくて、ひと夏しか生きることができない悲しい生物があんなにうるさく鳴く理由は、オスがメスに求愛して子孫を残すため。

つまりセミは、
「エッチしてえええぇぇぇ!!!」
「ヤらせてくれえええぇぇぇ!!!」
と一夏中永遠に言ってる。

女の子とのエッチのために一生懸命朝から晩まで鳴く。1週間しか生きれないから、もう必死でやるしかない。恥ずかしがってる暇もない。失敗して落ち込んでたら寿命で死ぬ。ブスや隠キャに生まれても身の程を考える時間は無駄。セミの持つ辞書には「行動」しかない。可愛い女の子を探して、とにかくヤらねばならん。与えられた一週間の青春を命をかけて謳歌する。人間のように下らないことを考えてる時間なんかない。

セミの童貞率は37%。ちなみにリスの童貞率は97%で、タコの童貞率は100%(1回ヤッたら死ぬから)。これに対して日本人の童貞率は25%。つまり、セミはあんなに頑張っても日本人よりもエッチできる確率が低い。

他の動物に比べて、僕らヒトは頑張れば結果が出やすい。夏は色々と考える時期ではあるけれど、とにかく色々やろう。

人生は行動したもん勝ちだから。

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