過去にオンラインショッピングの記事をいくつか執筆していますが、今回は、Shopeeの取り置き（店頭受取）サービスについて紹介します。

日本ではコンビニ受け取りなどが当たり前になっていますが、フィリピンのオンラインショッピングでは、基本的に Door to Doorの配達になります。

Shopeeや Lazadaで通常配送すると、配送元と配達場所によりますが、２〜３週間かかることも珍しくありません。

でも、注文ボタンをポチったからには、少しでも早く届いて欲しいというのが人情でしょう。

そこで利用したいのが Shopeeの Self Pick-Upサービスです。

注文の際、これを選ぶと、業者による自宅までの配送ではなく、ご自身がお近くの集荷拠点に注文した荷物を取りに行くことができるようになります。

同様のサービスは、Lazadaでは見つけられませんでした。
※2024年4月現在

集荷拠点は、SPX Service Pointsと呼ばれ、配達料を安く抑えられます。
（私は、配達料がタダで受け取ることができました。）

サービスの正式名称は、おそらく「SPX Express Drop-off」です。

メリットは、配送業者を待たなくていいことです。

余談ですが、フィリピンでは、最寄りの配達業者に届いても、すぐには配達されずに2〜3日放置されることがあります。

また、配達予定の当日の朝に「本日、配達します」というテキスト（SMSのことをフィリピンではテキストをいいます）が届いても、午後3時を過ぎて配達されず、夜7時くらいになってもまだ届かず、結局、その日は配達されずに1日を無駄に過ごすこともあります。

また、私が経験した最悪のパターン（Lazadaで注文した例）ですが、「本日、配達します」というテキストメッセージが届いたものの、夜になっても届きませんでした。

アプリにて配達状況を確認してみたら、なんと、「不在により持ち帰った」旨のステータスになっていました。

そして、不在であったといわれた場所は、位置情報（GPS）から私の家から遠い別の場所だと分かりました。

なお、配達時に（現地に到着したと思われる時間帯に）、ドライバーから私宛に電話もありませんでした。

私は、すぐさま配達場所が間違っている旨をメッセージで送り、再配達をするよう求めましたが、何の返信もありませんでした。

そして、その日の深夜にアプリで配達状況を再度確認すると、「受け取り拒否のため、返品された」旨のステータスに変わっていました。

そして、そこに添えられていた写真は、別人の家のドアでした。

つまり、ドライバーは、誤って別人の家に配送しにいったが、受け取りを断られ、返品処理をしたということです。しかも、私への再配達依頼に対しての受付返信もなければ、現地到着後に電話をすることもしていません。

私は、Lazadaのサポートセンターに連絡しましたが、「返品処理中の商品は配達できない。再度注文して欲しい。」との回答があるだけでした。

あきらめて再度注文することもできましたが、また多くの時間が掛かってしまいます。

結局、私は、再注文することはありませんでしたが、Lazadaの対応には懲りたので、以降、Shopeeを優先的に利用するようになりました。

もちろん、このような問題は、Lazadaの問題というよりも、地元の配達業者のドライバーの質の問題なので、上記の対策はあまり意味がないとは感じていますが。

とにかく、こういったトラブルがあるのがフィリピンであり、他の途上国も多少の違いはあれど、同様なことが起こっているのではないでしょうか。

なので、私は、自分のペースで荷物を取りに行ける拠点ピックアップサービスをお勧めするわけです。

Shopeeで買い物をする際、配達オプションに[Door-to-Door Delivery] を選ばず、[Self Pick-Up] を選択し、最寄りのサービス拠点（SPX Service Points）を地図で確認し、受け取りに行ける場所であるか、また、その拠点の営業時間は、受け取るのに支障がないかを確認します。

問題がなければ、店頭受取で注文しましょう。

ちなみに私のケースでは、最寄りのサービス拠点（SPX Service Points）に荷物が到着し、受け取りが可能になってから12日後が保管期限でした。

以上

さいごに

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