・・と過激なタイトルにしましたが、記事の内容は、中古のスマホの購入を考えている一般消費者向けの注意情報でもあります。

まず、Android 携帯（スマホ）の話をする前に、Appleの iPhoneについて簡単にお話します。

iPhoneは、基本的に Apple IDでログインして使用することが多いと思います。そうすることで、さまざまな恩恵が受けられるからです。

たとえば、Appleの公式アプリで「探す」アプリというものがあります。これは、iPhoneや iPad、AirTagなどの紛失・盗難の際に、Appleデバイスの所在場所を表示させるためのものです。

これがあることで、失った Appleデバイスの発見につながるだけでなく、iPhoneを遠隔からロックして使えなくしたり、データ消去するなどで情報漏洩を防げたりもします。

一方、不要になった iPhoneを譲渡したり、販売したりする際は、あらかじめお使いの Appleデバイスに登録した Apple IDをスマホから削除する必要があります。

そうしなければ、あなたが中古 iPhoneの新しい使用者（所有者）が自身の Apple IDでログインできなくなるからです。

このように、iPhoneにはセキュリティを意識した設計になっている反面、中古市場で売買する際は、注意する必要があるわけです。

さて、本題のAndroidスマホについてですが、実は、iPhoneと同様の機能が備わっています。

アンドロイドOSを搭載したスマートフォンにおいて、AppleデバイスのApple IDのような役割を果たすのが Googleアカウントです。

Androidスマホの前の使用者があることをせずに、譲渡や販売をした場合、新しい使用者（所有者）が自身の Googleアカウントでログインしようとすると、以下のようなエラーが表示され、ログインできない状態になるからです。

そのあることとは、

（ここからは有料記事です。解決方法も書いているのでご購読ください。）