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日本の瓢箪「鶴首」でマラカスのようなシェケレを編む

花形文化通信「ひょうたん日記」の丸黄うりほさんに頂戴した「鶴首」ひょうたん。
首が、長い鶴のような形をそのまま「マラカス」にしたら面白いかな〜と思って、糸やビーズのマッチングをずっと考えていました。

前にアーティストさんからのご依頼:「アフリカ・ガボン産」の硬い肉厚の楽器用に栽培された「ひょうたん」で「シェケレ」を編んだ時には、
糸は、麻とポリエステルの混紡の強い糸、ビーズは多種類を使って、重みとスピード感がでるように工夫をしました。

その正反対なのが、今回の「鶴首」。
とにかく、儚い。
子猫ちゃんのような佇まい。
可愛い音。
鳴らそうと思わないで、ちょっと場所を移そうとした時に、思わず鳴っちゃう音は、「ぎゅっ」。
猫ちゃん❤️です。


細い木綿糸。
極小のチェコガラスビーズなので、1日に少しずつしか編めませんでした。
編んでる途中、休ませる時には、窓辺に逆さに吊るしておくのですが、
朝の部屋の空気の入れ替えの時に風が入ると、
「ゆらゆら きゅっ きゅっ」
って、音が鳴って、可愛い❤️。


もちろん、編んでいる時にも、いっぱいいろんな可愛い音がします。
いろんな楽器を作ったり、楽器の作り方を教えたりするけれど、
自分で作っていて楽しいのは、作っている間中、ずっと音を聴かせてくれる楽器だな〜って、気づきました。


動画は、MacのiMovieと、スマホので無料で使えるソフトをいくつか、あっちこっちあっちこっち移動させながら、健気にお金を使わずに作っています。
この動画は、海外の方も、YouTubeの多言語翻訳機能で、字幕が見られるようにつくってみました。YouTubeの画面下の設定(梅の形のアイコン)を押すと字幕が見られますので、お好みの言語を設定してご覧ください。)
大きながっつりした「シェケレ」や、マラカスタイプでも、ごっついものは、海外でもたくさん作られていると思うのですが、
日本産の健気で小粒な瓢箪の音色を活かそうと、いっぱい考えてつくった作品なので、
いろんな方にみてもらえたら嬉しいです。


チャンネル登録者、もうちょっとで1000人になれるかもしれません。ご協力していただけると嬉しいです。1000人超えで「生配信」できるようになったら、楽器作り生ライブとか、やりたいなぁ〜。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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